【暗殺教室】俺の妹が、僕の姉が恋をする (ページ14)

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ドキドキページ14

渚「ヤバい……緊張してきた…」

業「ってか今日殺せんせー来るんだよね(汗)」

渚「そうだった！カルマ君、余計に緊張させる言い方しないでよね！」

海凪『殺せんせー？誰？』

渚「えっ…えーっと…」

ん？なんで返事に戸惑ってんの？

業「先生だよ、担任の

殺せんせーってのはただのあだ名」

海凪『へぇ～

あのさ…今更だけど私が一番に歌うんだよね』

渚「うん、姉さん相変わらずくじ運悪いからね」

海凪『サラッと笑顔で言うなよ………

カルマ君、ちゃんと聞いててね』

業「え？俺ですか？」

海凪『もちろん皆にも聞いて欲しいけど…

カルマ君に聞いて欲しいんだ』

業「は………はい」

Color華『それではまず1人目、chocorちゃんどうぞ～』

海凪『い……行ってきます』

渚・業「行ってらっしゃい」

カルマ君、爽やか笑顔ありがとう

私は顔を上げて、ステージに立った

大丈夫、緊張はしてるけど、生徒会の選挙の時にもステージに立ったから

chocor海凪『は…初めまして！今日デビューしました！chocorです

歌うことが大好きです

まず初めに聞いてください

ロミオとシンデレラ』

私は一つ、深呼吸をして、目を開いた

chocor海凪『私の恋を、悲劇のジュリエットにしないで

ここから連れ出して

そんな気分よ………』

私は軽く踊って見たり、ちょっと色っぽい声を出して見たりした

ー・ー・ー・ー・ー・ー

Color華『…………………あ…ありがとうございました！』

一呼吸置いて、ワーっと喝采が湧いた

所々から

ドキドキした

まるでchocorの歌かと錯覚してしまった

って嬉しい感想が聞こえてきた

chocor海凪『ありがとうございます！まだまだ駆け出しの新人ですが、他の歌い手さんに負けないよう頑張ります！！！』

Color華『chocorさんには後ほどまだ登場してもらいま～す』

私は一礼をして舞台袖に戻った

渚「かっこよかったよ姉さん、ねぇカルマ君」

業「うん、歌ってた時の潮田先輩俺好きでした」

カ…カルマ君に好きって言ってもらっちゃった…