僕の〇〇、取らないでくれる？【刀剣乱舞】

屋上 ページ14

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構内を案内した所全部探したけどいない...

もー...Aどこ行っちゃったんだよー

もう少しで授業も終わるってのに



安定「....もしかして...」




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「ふぅ、開いてて良かった〜
でもなんで開いてるんだろ...締め忘れかな？」



行く場所がなかった私は、昨日二人とお昼ご飯を食べた屋上に来ていた

いつもは鍵がかかってるはずの屋上


入っちゃって大丈夫だよね...？




「屋上に来たのは良いけど、戻りにくいなぁ...」



安定と清光にどんな顔して会ったらいいんだろ...

めちゃくちゃ気まずいよ〜〜



ん？

あれ？...誰かいる...？



奥の方に人影が見え、恐る恐る近づく



「あの〜...こんな所で何してるんですか...？」



ってあれ？



「堀川くん...？」

国広「んんっ...」



寝てる....？？

この子、いい子そうな顔して一限からさぼり！？

まぁ私も似たようなもんだけど...



国広「あれ...Aさん？なんでこんな所に...」

「堀川くんこそ、授業さぼり？」



建物の陰の方で横になってる堀川くん

そこ隣に私もゆっくり腰を落とす。



国広「授業がつまらなくて...抜け出してきちゃいました」



そんな可愛い顔で言われても...


「もー、ダメだよーちゃんと授業に出なきゃ」

国広「Aさんもさぼりでココにいるんじゃないんですか？」

「わ、私は違うよ...！」



同じなんだけど...！さすがにさっきの事は言えない！



国広「ふーん...
暇なら一緒に横になりましょう。天気も良くて気持ちいいですよ」

「でも制服汚れちゃうし...」

国広「あ、そうですね...じゃあ僕の上に乗りますか？」


「なっ...！の、乗らないわよ！
大体、そんなことしたら堀川くん潰れちゃうし...」


国広「あははっ、潰れるわけないですよ〜Aさん華奢だし」



「折れちゃいそう」と呟いてまた笑う堀川くん

その笑顔に何故か、さっきまで抱えてたモヤモヤとした気持ちが

空みたいに晴れていった。

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