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宅飲み開催 ページ12

ななもり。side


のあ君の淹れてくれたコーヒーを飲みながら、騒ぐみんなを客観的に見る。

相変わらず騒がしいけど、やっぱり7人で揃ってるのが嬉しくて。

俺の選んだメンバーは間違ってなかったって、自信を持って言える。


「なーくん?どうしたの?」


小さく首を傾げながら、俺の横に座ったのあ君___Aちゃんが不思議そうに聞く。


「もう話し合い終わったから、元の呼び名でもいいよ?俺はのあ君でもAちゃんでもどちらの名前で呼ばれるのも嬉しいけど」

「えー(笑)私も、なーくんも紫杜くんもどっちの名前で呼ばれるのも好きだけど…今日はなーくん、の気分」


くすくす、と笑う彼女の姿に、そっか、と返した。


「じゃあ俺も今日はのあ君にしようかなー」

「うん、じゃあ今日はのあでいる」


よし、となぜかやる気ののあ君に、思わず笑えば、なんで笑うんだよ、と叩かれる。

全然力強くないから、痛くないんだけど。

るぅとくんのジェルくんに対する暴力をね、見てしまってるから、可愛いもんや(笑)


「そうだ、今日泊まってく?もう遅いし」

「いや、それは申し訳ないや。のあ君の体調も心配やし」

「僕は大丈夫だってば!いいじゃん、みんな多分帰る気ないだろうし…(笑)」


ほら、と指差す方を見れば、いつのまにかお酒を飲み始めているさとみくんとジェルくんところちゃん。
莉犬くんとるぅとくんも、無理に飲まされてるらしい。楽しそうだけど。


「いつのまに…(苦笑)」

「だから、大丈夫。あ、でもなーくんは飲みすぎちゃダメだからな!」


お酒弱いんだから、と念を押されて苦笑いすれば、笑い事じゃない!と返される。


「あれ、2人とも飲んでなくない?うぉううぉう?」

「のあー助けてー」

「あ、こら莉犬!逃げんな!」

「もう、今日さとみ酔うの早ない?」

「みんなペース早過ぎですよ」

「ふふ、みんな泊まるの決定だね」


にこ、と俺を見て笑うのあ君に、


「もぉ…じゃあお言葉に甘えさせてもらいます」


何だかんだ俺もメンバーに甘いな、と思いながらも。

俺自身この時間が好きだから。

楽しくて仕方ないのも事実なんだ。



宅飲み開催

(次々寝落ちてくみんなに)

(タオルや薄い毛布をかける優しい目のAちゃんをみて)

(一口酒を飲んだ俺も)

(襲い来る睡魔に目を閉じた)

苦痛と焦燥→←コーヒーの匂いに誘われて



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風雅(プロフ) - ゆあさん» 初めまして。コメントありがとうございます。少しずつですが、更新できるように頑張らせて頂きます。今後ともよろしくお願い致します! (2019年10月12日 9時) (レス) id: 4353acba07 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ(プロフ) - 更新楽しみに待ってます!!頑張ってください! (2019年10月11日 22時) (レス) id: ae1b37537f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:風雅 | 作成日時:2019年10月2日 16時

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