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mylife 58 ページ8
身体が鈍い怠さに襲われて、動かない。
幸せな鈍い怠さ。
目が覚めたのはお昼過ぎ。
身体を起こすと雅紀のTシャツが着せられていた。
体に残る雅紀の感覚が昨夜の事を思い出させる。
雅紀の匂いに包まれたこの空間はありえないほど落ち着く。
もう、満足。
我が儘は言えない。
早く引っ越そう。
充分すぎるくらい幸せを貰って
これ以上の幸せは求められない。
距離があることに私は耐えきれない
それならいっそ離れよう。
それが一番私の為にも雅紀の為にも良いから。
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作者名：ぐりがる | 作成日時：2017年9月9日 14時
