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ドーンって
胸を打つ音が響いて、
君の涙の跡が残る横顔を鮮やかに照らし出すそれが鬱陶しくて、思わず睨み付けた
「A」
タオルケットにくるまりながら眠る
時々苦しそうに顔をしかめるAの髪を撫でて、
大丈夫だよって
もう、泣かないでって
「ぜんぶ、ぜんぶ
夢ならいいのにね……」
きっと、寝て起きたらこの悪夢のような現実は全部、全部夢になるんだよ
見上げた花火が滲んで、きらきらと輝いている
「なんでっ……」
こんな時にも綺麗なんて思うんだよ
薄暗い部屋の中で、
Aの小さな手を握りながら
俺はただ流れていく涙を
振り払うことしかできなかった
そんな痛くて、暑い
忘れることのない
あの夏の日の記憶
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青 - 続けてのコメントですみません(>_<) 物語一気に読んじゃいました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2020年3月4日 16時) (
レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
青 - はじめまして(*^^*) いきなりすみません...。 一つお聞きしたいことがあるのですが...。 この物語の題名の読み方ってなんなんでしょうか？ (2020年3月4日 16時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：椿 | 作成日時：2019年9月17日 7時
