僕がオッパ ページ4
その小さな女の子は、
隣にいる女の人に似て、まだ小さいのに、とても可愛い顔をしていた。
でも、ずっと下を向いていた。
その女の子が、僕はとても気になった。
｢グク、この人が新しいオンマだよ。｣
アッパがニコニコ微笑みながら言った。
本当に幸せそうで、僕までにこにこしてしまう。
そのアッパの笑顔が僕は好き。
｢、、グクくん？仲良くしましょうね？｣
新しいオンマがニコッと微笑みながら、話しかけてきてくれた。
、、優しそうな人でちょっと安心した。
怖い女の人だったら、どうしようって思ってたんだ。
緊張がすこしだけど、ほぐれた気がした。
｢グク、です。｣
僕は、もう、隣の小さな子に目が釘付けだった。
｢あっ、そうそう、この子はね、Aって言うの。｣
、、A
僕が小さい頃に大好きだったウサギの人形に付けていた名前。
昔は、うさぎが好きで、人形を沢山集めてた。
その女の子は、動物に例えたら、うさぎ がぴったりな子だったから、その名前も、似合ってるなって、僕は思わずにいられなかった。
新しいオンマは、そんな様子に気づいていたのか、Aのことを話してくれた。
｢グクくんの、妹よ。
Aは、今7歳なの。仲良くしてくれたら嬉しい。｣
妹。
その言葉が、僕に、しっかりしないとって。
これからは、僕がオッパだよって。
そう言っている気がして、気がついたら、Aに話しかけてた。
｢、、A。｣
目の前に座って目線を合わせる。
Aは、ぱっと上を見あげて、僕の顔を見た。
本当に可愛い。
｢僕は、ジョングクって言うんだ。
仲良くしてね。A？｣
そう言いながら手を握った。
とても小さな小さな手だった。
｢、、グク、、は、おにんぎょさん、すき？｣
Aが突然そんなこと聞いてきた。
｢僕？すきだよ。
どうして？｣
Aの前だと、僕は人見知りじゃないみたいに、すらすらと話せた。
なんだか、こんなの僕じゃないみたい。
｢、、Aね、おにんぎょさん、なくしちゃったの。かわいいうさぎさんのおにんぎょさんだったのに、、。｣
大きな丸い目に、うるうると涙が溜まって、今にもこぼれ落ちそうになってる。
｢僕の家にいっぱいあるよ。うさぎの人形。みにくる？｣
自然とそんな言葉がでていた。
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みりん(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます〜！そう言ってもらえて嬉しいです！これからも頑張るのでよろしくお願いします〜〜！ちなみに私はグクとユンギ寄りのオールペンです！ (2018年7月30日 8時) (
レス) id: 74f8a73ae4 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - BTSはVとグク寄りのオールのファンですこの小説最高です (2018年5月8日 16時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
1223shiondance(プロフ) - レモンさん» 変更しました！ (2018年4月8日 20時) (レス) id: b845c393a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みりん | 作成日時：2018年4月7日 20時
