誘拐 ページ27
蜜柑side
潮の匂い
誰かの吐息....
蜜柑「......っ」
目を覚ますと、綺麗なAの顔があった。
うわぁぁ////やっぱ天使やなぁ
ゴツン.....
スミレ「....ん」
蜜柑「くるくるパーマ!」
そういえばここはどこや
てと足は縄でくくられてるし
何でこんなところに.......
ああそういえば、
レオが学園に来ていると知ったうちらは病院に潜入していた。
そんなとき目の前でレオとその仲間たちに、Aと棗が誘拐されてしまった。
そしてうちとパーマは、レオの車を追って学園の外へ.....
蜜柑「そうや。それで結局うちらも捕まったんや」
玲音「おい。がきども目を覚ましたか?」
玲音の部下が近づいてくる。
うちらは、寝てるふりをした
部下「まだです………
あの…組織の方と連絡をとったんですが」
玲音「なんて?」
部下「玲音さんの行動に対して配慮がかけているとお怒りの様子でした」
玲音「こんなチャンスなかなかないのに
彼はなんて?」
部下「連絡時には不在でした。
あと、今夜の2時に密輸せんが来ます」
玲音「日向棗は、組織送り
後の二人は、うっぱらうまえに何のアリスか
確かめないと」
そういいながら玲音はうちらの方に歩いてきた。
そして、棗を足蹴にしながら言う。
玲音「こいつがあの黒猫ねぇ……」
部下「黒猫ってなんですか?」
玲音「弱冠10歳での異例の幹部生
発火能力で天才アリス
2年前わずか八歳の時こいつは、
自分のすんでいた町を火の海にしたんだ」
「国に揉み消されてただの放火として
片付けられたけどね。そこで国が鑑別所がわりに
ほおりこんだのが学園」
玲音「学園が危険能力なんて銘打っているクラス
あれは、工作員養成セレクションだよ」
玲音のいうことは信じられへんような事だった。
やけどこういうときに限って棗の悪い噂を思い出してしまう。
パーマはボソッとうちに呟く。
スミレ「あんなの全部デタラメよ
棗くんがそんなことするはずないもの」
そうやな。
こんなこと考えんと早く皆で逃げれるように考えな。
すると次は玲音はAに目をつけたみたいだ。
Aの顔をぐいっと自分の方に向ける。
部下「かわいい...。
こっちの子は何なんですか?」
玲音「綾瀬A10歳
○○ホテルの跡取り息子で、あの男の飼い猫なんて言われてるらしい」
部下「じゃあ人質に使うんですか?」
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作者名:チョココロネ♪ | 作成日時:2023年6月18日 9時