リクエスト:ヤンデレ(初校長) ページ11
初校長「そういえば、きのうはどこに行ってたの？」
朝食のパンにバターを塗りながら、彼は言った。
内心ドキッとしつつも、笑顔は通常営業
貴方「バターをきらしいて」
初校長「ふーん。
私に言えば買って帰ってきたのに」
彼と私は、私が卒業してすぐ同棲を始めた。
彼は、私にはとても優しく、大切にしてくれている。
しかし、いつからだろうか。
彼に違和感を覚えるようになったのは....
初校長「今日は帰りが遅くなりそうだから先に寝ていてね」
貴方「何時くらいになりそうなの？」
初校長「二時までに終わったら良い方かな？
あ、もういかなきゃ。じゃあいってきます」ﾁｭｯ
私の頬にそっとキスして彼は、出掛けていった。
一人になった家で、洗濯を回して食器を洗浄機のなかにいれて
私は自分の身支度を始めた。
メイクもヘアセットもコーデもばっちり
仕上げに軽く香水をふった。
特に今日何かがあるわけではないのだが、
何となくそうしたい気分だった。
貴方「はぁ......」
防犯カメラの死角から家を出る。
ふと、ため息をついてしまった。
後ろめたいことがあるわけではないのに..
彼は、私が一人で外出することを嫌がった。
本当によくしてくれるが、そこだけは変だった。
最初は、そんな彼に従うようにしていたのだけど、
だんだんと募る不信感
何となく彼の想いを重いと感じてしまうようになっていた。
貴方「こんなこと思っちゃダメなのに....」
？「A？」
後ろからなつかしい声がして振り返った。
そこにいたのは同級生のルカだった。
卒業してから会っていなかったから
すごく懐かしく感じてしまう。
ルカ「ねぇ。今日の夜空いてる？」
一瞬初校長のことを思い出した。
だけど、大丈夫。
ルカはただの幼馴染みだし、
なんなら今日は、あの人帰ってくるのが遅いし
私たちは、居酒屋に入って、昔の話に花を咲かせた。
ルカと話していると、高校の時に戻ったみたいでつい楽しくなり、
帰るときには日が変わっていた。
貴方「やばい！終電逃しちゃう！」
ルカ「ごめん！駅まで送っていく」
次は、皆で集まろうという話をして
私たちは、別れた。
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チョココロネ♪(プロフ) - 黒猫さん» こういうちょっとしたコメントで更新意欲が湧いてきます！ありがとうございます！ (2022年2月2日 23時) (
レス) id: e490a6c464 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - 初コメ失礼します。ちょっとニヤニヤしながら読んでます。神ですわ (2022年1月29日 6時) (レス) @page7 id: c37f422ac3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：苺のパフェ | 作成日時：2021年2月22日 23時
