月夜に輝く君の瞳 (ページ31)

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不思議な懐中時計ページ31

委員長「よかったね。セントラルタウン行けることになって」

貴方「パシりだけどね……」

陽一「肩みょめー」

inセントラルタウン

私は、文化祭で使うパーツを買いにいった。

貴方「あれ？こんな道あったんだ」

　

裏の路地に入っていった。

その先にある薄暗い店のなかに入る。
　

店主「いらっしゃいませ」

私を見ると店主が目をみひらいていた。

どこか怪しげな店主とアロマの香りが

雰囲気をかもしだしていた。

店自体は、大きいわけでもなく

店主の後ろに高い棚が並んでいるだけ

まったく何のお店なのか検討もつかない

貴方「あの……ここって何のお店ですか？」

店主「ここは、僕が作った道具を売っているお店だよ」

と言ってカウンターテーブルに１つ箱をおいた。

貴方「なにこれ？」

私は、箱を手に取った。

貴方「うわぁ……」

中には、おしゃれな懐中時計が入っていった。

店主「これは、時間を止めることの出来る懐中時計

この時計が動いてる限り何回でも使うことが出来る

でも……………」

貴方「でも？」

店主「少しばかり代償がつくんだ

　最初は、眠くなるとか疲れるとかで対したことないんだけど

　使いすぎると命に関わるんだ」

貴方「へぇ……私買います！」

店主「君ほんとに話聞いてた⁉まぁいいんだけとさぁ」

貴方「おいくらですか？」

店主「6000と言いたいとこだけど、

久しぶりのお客だったから500円でいいよ」

貴方「えー！？ありがとうございます」

店主「ついでにこれもあげるよ」

といい、私の腕に何やら綺麗なリングをつけてくれた。

ピンクゴールドのリングに所々アリス石がうめこまれていた。

店主「結界のアリス石と僕のちょっとしたおまじないがかかったリングだよ。

　きっと君を守ってくれるだろうからつけておいて」

貴方「おじさんありがとう！」

店主「…っておじさんじゃなくてお兄さんね」

貴方「お兄さんまたね」

店主「またこの店を見つけれたらおいで」

貴方「……？」

大通りに出て振り返るとさっきまで私がいたはずの店はなくなっていた。

貴方「あれ？おかしいなぁ」

蜜柑「Aそんなところでなにしてんの？

　帰るよー」

店の中……

店主「あれが××の娘か」