パートナー ページ12
あの後、私は、お風呂にはいって教室に向かった。
貴方「はぁ………」
憂鬱だ………
仮面でアリスが使えないうえ、遅刻しそうだ。
今から急いでもどうせ間に合わないから私は、諦めてゆっくりいくことにした。
そして私は、きのう初校長室でのことを思い返す。
ーーきのうーーー✂
初校長が席を空けていて今は一人だ。
貴方「罰則嫌だなぁー」
私は、ソファにダイブした。
すると風がふき、机の上に置いてあった資料がおちた。
貴方「あ…」
私は、その資料をひろいあげる。
初校長「A何してるの?」
ドアがいきなり開き初校長が入ってくる。
貴方「これ…落ちてた」
私は、その資料を渡す。
すると、初校長は目をみひらき
初校長「!…Aこれ見た?」
私は首を横にふる。
初校長「よかった」
一瞬だったけど資料に書いていた単語が読めた。
『佐倉蜜柑』,『無効化』,『危険人物』
その3つのワードが何回も使われていた。
ーーーーーー✂
あれはなんだったのだろうか?
だけど1つだけ分かったことがあった。
蜜柑はもう学園に目をつけられているということだ。
私も学園に目をつけられている。
しかし、蜜柑は私とは違う意味で目をつけられているような気がする。
これ以上蜜柑が目をつけられないようにするには、私は蜜柑に近づいてはいけないのだろう。
まぁ気をつけておこう……
私はかるく考えた。
もう教室だ。ドアを開けた。
鳴海「Aちゃん遅かったね♡遅刻つけるよ」
貴方「あの後大変だったんだよ。殴られて蹴られて罰則面つけられて、だから遅刻つけないでね」
私は、遅刻を逃れるための下手な嘘をついた。
鳴海「もうちょっとましな嘘をつきなよー♡」
貴方「罰則くらったのは本当だから、遅刻にしないでね」
鳴海「はいはい♡」
スミレが心配そうに私の顔をのぞきこむ。
スミレ「A!大丈夫なの⁉」
スミレは、キツイ1面もあるけど本当に優しい子だなぁ…
貴方「大丈夫だよ。」
狐目「そのお面電流が流れてるんじゃ……」
貴方「電流⁉そんな物騒な物、初校長は私につけられないよ」フッ
皆「よかった〜」
鳴海「はーい♡今から蜜柑ちゃんのパートナーを指名したいと思います」
シーンと静まり返る教室
鳴海「立候補する人がいませんね♡こっちで決めたので発表します。」
鳴海「パートナーは、七瀬Aちゃんです」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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作者名:苺のパフェ | 作成日時:2020年10月4日 23時