１５話 ページ17
カラ松side
マミーが珍しくお小遣いをくれたんだ。それも諭吉をな！ブラザーたちはあっという間に外に散らばった。俺はトド松と釣り堀に行った。
ト「何で今日もクソイタイの着てるの！？」
カ「トド松、これはパーフェクトファッションなのさ！」
ト「相変わらずイッタイねー！」
何もしないで傷つけてしまう俺はギルティ...トド松に隣でぶつぶつ言われながらも１日を過ごした。
家に帰ると、おそ松が出迎えに来た。こんな時はだいたい良いことがあったときだ。
カ「おそ松、何かあったのか？」
お「よくぞ聞いてくれた！ついに出ていったんだよ、あいつが！」
それは喜ばしい日だ。自然と笑顔になってしまう。マミーもいつもより元気そう。やはりあいつは要らないんだな。
ん？こんな良い１日は無いのに何故一松と十四松は悲しそうなんだ？ふっ、兄弟のピンチは俺のピンチ。聞いてやろうじゃないか！
カ「どうした二人とも。俺が聞いてやろう。さぁ、何でも話すが良いさ！」
いつもなら心にも無い照れ隠しを言うはずの一松も俺らを笑わせてくれる十四松も違った。ただ俺をじっと見てくるだけだった。
一／十「おい／ねぇ、クソ松／カラ松兄さん」
「兄妹って何だと思う？」
何当たり前のことを聞いてるんだ？俺はありのままのことを言う。
カ「そりゃあ、話を聞いたりたまにはぶつかりあうが最後には仲良くなる。それが兄弟だろ？」
そう言うと、二人は目を合わせて何かの合図をする。その時、目から光が消えたような気がした。
一「...ならお前に話すことは無い。とっとと失せろクソ松」
十「僕も無いかな！大丈夫だよ！じゃあ僕ら母さんに呼ばれてるから！」
そしてさっさとキッチンに行ってしまった。動くことが出来ず立ち尽くしていると、居間の方から俺を呼ぶ声。それはトド松だった。
ト「これ、さっき聴いたんだけど凄い良い！曲もだけどこの歌い手さんが凄い！みんなも聞いてみてよ！」
居間には四人が揃っていた。トド松がイヤホンを外して音量を上げる。
綺麗な歌声で、俺ら全員が惚れただろう。頬が緩んでいるから。
お「すっげー！これ誰が歌ってんの！？」
チ「えっと...クリアって書いてるね」
もちろん俺も聴き惚れた。こんな澄んだ声、出せるものじゃないだろう。
その時には、すでにさっきの二人の質問も頭から抜けてしまった。
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ゆき(プロフ) - 続きがとても気になるので,友達申請させていただきました！だ (2019年5月7日 19時) (
レス) id: 741d7c394d (このIDを非表示/違反報告)
ムギ(プロフ) - 続きが気になるので、友達申請させて頂きました！ (2019年5月1日 4時) (レス) id: 40229cd54e (このIDを非表示/違反報告)
輝夜(プロフ) - この小説面白〜いです！友達申請させてもらってもいいですか(^^) (2019年4月8日 12時) (レス) id: 7e2f4c64ce (このIDを非表示/違反報告)
七香(プロフ) - 続きが気になるので友達申請させていただきます！ (2019年4月1日 13時) (レス) id: 35bfb76efc (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - すごく続きが気になります！なので友達申請させて頂きました！ (2019年3月19日 23時) (レス) id: b0e1119457 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：三鈴 | 作成日時：2017年8月25日 18時
