４２話 ページ44
チョロ松side
ト「兄さんたち！クリアが曲投稿したよ！」
いつも通り居間でダラダラしてた僕達。そこに外から帰ってきたトド松がそう言った。
クリア。その人は歌い手だ。まだまだ無名の新人だけど、僕らはこの人の歌声にすっかり惚れてしまった。
十「どんな曲っすか？！」
ト「命に嫌われているって曲なんだけど……見てよこれ！」
そう言われて僕ら５人は目の前に出されたスマホの画面を見た。曲名と再生回数……ってはぁ！？
「「「５、５０万回？！」」」
ト「そう！凄くない！？」
カ「正に神のファンファーレと認められグフォ！？」
一「……速く聴こ」
安定のカラ松と一松をスルーして曲が再生された。前メロから明るい曲では無いな。
結論から言わせてもらおう。感動した！何この歌の上手さ！？声は透き通ってるのに感情がこめられてもう、なんか、凄い！
チ「トド松、スマホ借りていい？」
ト「うんっ、良いよ。ＳＮＳ系は、開かないで……」
感動で涙を滝のように流すトド松を横にスマホを借りた。僕の目当ては動画の概要欄。歌い手のこと調べてたら、概要欄にはいろんなことが書かれていると知ったから。
チ「えーっと……」
書かれてたのは本の言葉とメッセージ。僕はその言葉を知っている。確かこれは……
チ〈A、何読んでるの？〉
《んー？これだよー》
チ〈妖怪アパート……って。A、妖怪好きだっけ？〉
《これは怖くないの！名言がいっぱい出るし、キャラも個性豊かなんだよ！ほら、これ！》
……そうだ。まだ僕らが兄妹だったときに勧められた本。学校にもあったから読んだんだ。僕もハマって二人で沢山話したっけ。
チ「……何で、忘れたんだろう」
ト「チョロ松兄さん、終わったなら返してー」
ハッとしてスマホを返した。もしかしてクリアって……。そんなわけ無いか。だって有名な本だし、他にも読んだことがある人なんて沢山いるでしょ。
お「おい、チョロ松ぅ〜。銭湯行くぞ〜。もちろんチョロちゃんのお・ご・り・で♡」
チ「はぁ！？おいクソ長男ちょっと待てや！」
今は、誰にも言わない方が良い。僕はアイツみたいになりたくない。自分から犠牲になる人なんているわけが無いのだから。
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あけましておめでとうございます。
グダグダだったり作品をかけもちしたりと、何がしたいのやら(苦笑)
今年も応援、ご愛読の方よろしくお願いします
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ゆき(プロフ) - 続きがとても気になるので,友達申請させていただきました！だ (2019年5月7日 19時) (
レス) id: 741d7c394d (このIDを非表示/違反報告)
ムギ(プロフ) - 続きが気になるので、友達申請させて頂きました！ (2019年5月1日 4時) (レス) id: 40229cd54e (このIDを非表示/違反報告)
輝夜(プロフ) - この小説面白〜いです！友達申請させてもらってもいいですか(^^) (2019年4月8日 12時) (レス) id: 7e2f4c64ce (このIDを非表示/違反報告)
七香(プロフ) - 続きが気になるので友達申請させていただきます！ (2019年4月1日 13時) (レス) id: 35bfb76efc (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - すごく続きが気になります！なので友達申請させて頂きました！ (2019年3月19日 23時) (レス) id: b0e1119457 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：三鈴 | 作成日時：2017年8月25日 18時
