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40話 ページ42

そらる(一ノ瀬)side


昨日、松野さん……いや、クリアの曲が投稿されたのでまふと一緒に見ることにした。そう、「見ることにした」のだ。


そ「何でお前らがいるんだ?」

天「堅いこと言うなって、そらるん」

96「タピオカ……無い……何で?」

ま「……えへっ☆」


えへっ☆、じゃねぇよバカ。3人に事情を聞くと、どうやらまふが2人に言ったらしい。確か2人で聞くって言ってたんだけどなぁ?


ま「ちょ、そらるさんギブです!すみませんでした!だから腕の力を抜いて下さい!」

そ「はぁ……ほら」


怒ってても仕方ない。4人で聞くか。口からため息が漏れた。それと同時にこれから嫌な予感がした。

改めて曲名を見る。だが、俺もまふも知らない曲。天月や96猫に聞いても知ってる奴はいなかった。


そ「ま、聴けば分かるだろ。再生するぞー」


聞こえてるのか知らんが勝手に再生した。メロディーが始まったと同時に机の前に正座する3人。何なんだその瞬発力。

俺とまふは前に生歌を聞いている。それに今回は俺がMIXをした。出来るだけ原曲に近くしたが大丈夫か?と思ったが始まったそんな心配は無用だったようだ。


96「やっぱ凄いよ、この人」

天「こんなに感情的に歌えるって凄いよな」


どうやら好評のようだ。さて、まふが余計なことを言わないうちにこいつらを帰そう。いや、もう遅いな。すっごいこっち見てきてる。そして俺の予想は的中した。


ま「そらるさんは良いですよね、MIXが出来たんですから!」

そ「おいまふ……!」


時すでに遅し。俺の言葉は2人の「はぁ!?」と言う叫び声にかき消された。うっわ、何か凄い顔してんだけど。


96「コラボしたの!?わしもしたい!」

天「いや、俺が先な!」

ま「何言ってるんですか!本当なら僕がやる予定だったんですよ?!」


よし、バカ3人は放っておこう。俺は騒いでいる3人をよそにスマホを手にとった。理由は青い鳥を開くため。

前に連絡先を交換したときにアカウントも教えてもらっていたから、これ通りなら……ほら見つかった。


そ「マジか……」


そこには新曲投稿のお知らせが更新されていた。その下に


『今回投稿した曲についての質問は私が返信します。相手様に迷惑をかけたく無いのでこちらにメッセージを送って貰えると幸いです』


どうりで俺のスマホが静かなわけだ。「アンチは嫌だ」って言ってたのに迷惑をかけないために身代わりになるって普通なら出来ないでしょ。

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ゆき(プロフ) - 続きがとても気になるので,友達申請させていただきました!だ (2019年5月7日 19時) (レス) id: 741d7c394d (このIDを非表示/違反報告)
ムギ(プロフ) - 続きが気になるので、友達申請させて頂きました! (2019年5月1日 4時) (レス) id: 40229cd54e (このIDを非表示/違反報告)
輝夜(プロフ) - この小説面白〜いです!友達申請させてもらってもいいですか(^^) (2019年4月8日 12時) (レス) id: 7e2f4c64ce (このIDを非表示/違反報告)
七香(プロフ) - 続きが気になるので友達申請させていただきます! (2019年4月1日 13時) (レス) id: 35bfb76efc (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - すごく続きが気になります!なので友達申請させて頂きました! (2019年3月19日 23時) (レス) id: b0e1119457 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:三鈴 | 作成日時:2017年8月25日 18時

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