55 ページ7
関わらない方が良いと私の直感が言っている！早めに歩いて通りすぎようとした、のに！
魔獣使い、ってて呼ばれたら立ち止まるしか無いじゃないか！仕方なく止まって振り向く。個性は炎？夏とか暑そう。
相手の男の人を見ていること数分。何も無いし沈黙嫌いだしそろそろ行こうかとしたら、話しかけられた。
「轟焦凍を知ってるか？」
『まぁクラスメイトですし...それが何か？』
「そうか、じゃあ轟家に嫁ぐ気は無いか？」
『はぁ！？』
私が立ち尽くしていると、男の人は語り出す。自分がNo.2のヒーローであること。No.1ヒーローのオールマイトを越したいこと。
ってことは焦凍くんのお父さんか。自分で叶えられない夢は子供に継がせる。不思議に思った私は質問することに。
『もし間違っていたらすみません。あなたは個性婚によって奥さんに焦凍くんを生ませたのですか？』
「そうだ」
個性婚のことは図書館で知った。図書委員舐めるなよ！
当たり前だろう？と言うように平然と答える。つまり、この人は自分の目的の為には手段を選ばない人。自分の子供を人形のように思ってるのだろうか？
思ったことはただ１つ。バカみたい、ただそれだけ。
『断らせていただきます。会って数分ですが、あなたが言う「嫁ぐ」の目的は私の家族でしょう？さっきの話を聞く限りだと、あなたが轟くんの親を名乗る権利は無い』
目を見ながら言ってやったぜ。最初はびっくりしたような顔をしてたけど、みるみるうちに頭には青筋が。おぉ、怖い怖い。
私利私欲の塊というか代表というか...私の嫌いなタイプだ。男の人は一向に言葉を返さない。図星のこと言われて何も反論出来ないのかな？
……なんて言ったら命が危ないのでもちろん言わない。『もう行きます』と言って、会場に戻った。さっき放送で始まるとか言ってたからヤバい！
「……諦めないぞ」
後ろで何か聞こえたけどまずは応援関に着かなきゃ！走る〜走る〜わーたーしー。
「お、やっと来た！お前どこ行ってたんだよ！？」
『切島くん聞いてよ！散歩の帰りに炎纏った大柄な男の人に絡まれたんだって！』
「いや、どういう状況！？」
そうなるよね。説明しようとしたら試合開始の合図がなった。まぁ良いか、と二人で納得し、試合を見ることに。
出久くんと誰か知らない人の戦いのようだ。ん？何か喋ってる？平和的に解決するの？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 513人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
癒し系猫(プロフ) - エルレイドはキルリアの雄でしか進化しません。しっかりと調べた上で小説にして下さい。クロスオーバーだから読んだのににわかとかはっきり言ってめちゃくちゃ不快です (6月22日 17時) (
レス) @page38 id: 0e8640f8c4 (このIDを非表示/違反報告)
朝焼 - マフォクシーをお願いします！！ (2019年8月10日 11時) (レス) id: ecb0b24c21 (このIDを非表示/違反報告)
huruminea(プロフ) - カイオーガとグラエナをお願いします！！ (2019年6月29日 22時) (レス) id: ff078af4cf (このIDを非表示/違反報告)
イチゴみるく - ディアルガとパルキアをよろしくお願いいたします (2018年10月13日 23時) (レス) id: 458d879d4a (このIDを非表示/違反報告)
赤井の嫁(プロフ) - ドラゴンタイプでレシラムかゼクロム。お願いします！ (2018年4月5日 23時) (レス) id: c8fd649bf5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：三鈴 | 作成日時：2017年8月23日 20時
