検索窓
今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:3,658 hit

第2話 ページ4

主様(中也さん)に会うために僕はとりあえず路地裏に行くことにしたが、その前に探偵社の下のうずまきに行きたくなった。まぁ、いいや。行ってみよう。うずまきは5分程歩くと在った。僕はカランコロンを鳴るドアを開け、うずまきに入った。
「いらっしゃいませー」
皆さんお馴染みのうずまきのおばちゃんがいた。まだ平和な世界観だもんね。
「おや、知らない顔だねぇ?武装探偵社に依頼でもあるのかい?」
いきなり与謝野女医にあった。凄い偶然だ。まぁ、僕は異能で顔を変えられるから別に大丈夫だけどね。(さっき、「道化の華」と言う異能を見つけた。顔や自分の姿かたちを変えられるらしい。人間以外の生き物になるのも可能みたいだ。)
「こんにちは。」
僕は一応ペコリと頭を下げる。
「珍しい格好だねぇ?ヨコハマに観光に来たのかい?」
「いえ、引っ越して来たんですよ。友人にヨコハマに引っ越すなら武装探偵社の場所を知っておくべきだと助言されたのでどんな場所なのか知っておこうと思いまして。本当は友人が一度武装探偵社にお世話になったそうなので預かっているお手紙を渡して帰ろうと思ったのですが、このカフェが僕好みのカフェだったので少しよってから行こうと。」
「あぁ、そうかい。妾が手紙を預かっておこうか?」
「いえ、せっかくのご提案ですが友人には『乱歩さん』という方に手土産の和菓子と一緒に手渡して欲しいと言われたので直接渡しに行きます。本当は友人も来れれば良かったのですが、友人は海外に出張に行くことになってしまいましたので。」
友人は嘘だが、手紙と和菓子は買っておいた。独歩吟客で出すと太宰さんに触られると紙に戻ってしまうからね。
・・・・30分後
「では、そろそろ僕は探偵社に手紙を渡しに行きますね。楽しい時間を有難うございました、与謝野女医。」
「あぁ、またね。」
僕は与謝野女医と仲良くなれた。異能の詳細についても知れたし、ラッキーだった。
僕はうずまきを出て探偵社への階段を上る。うずまきのおばちゃんが「又おいでよ」と言ってくれた。与謝野女医はうずまきで依頼人との待ち合わせがあるらしい。僕はドアをノックすればいいのか?と考えていると乱歩さんが出てきた。
「こんにちは!丁度来ることだと思ったよー僕にお菓子を持ってきてくれたんでしょ?」
タイミングいいなぁ・・・・。
「えぇ、友人から乱歩さんにと手紙と和菓子を預かっています。」
僕の正体がばれていない・・・異能かなぁ。後で調べてみよう。

連絡だよ!→←第1話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.5/10 (14 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
15人がお気に入り
設定タグ:太宰治 , 中原中也 , トリップ   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

蓮蜜 - 面白かったです!これからも頑張って下さい! (2022年2月13日 10時) (レス) id: a6fc2eacdc (このIDを非表示/違反報告)
旧双黒推し(プロフ) - 桜三ツ木さん» 頑張るよ! (2021年11月16日 16時) (レス) @page6 id: ad88461cf1 (このIDを非表示/違反報告)
桜三ツ木(プロフ) - ありがとう!これからも更新がんばってね! (2021年11月14日 18時) (レス) @page5 id: 555a9268f4 (このIDを非表示/違反報告)
文ストファン - 旧双黒推しさん頑張れ〜! (2021年10月15日 17時) (レス) @page1 id: eccd7c5314 (このIDを非表示/違反報告)
そう - 第一話だけですが面白かったです!次の更新を待っています。 (2021年10月12日 21時) (レス) @page1 id: ad88461cf1 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:旧双黒推し | 作成日時:2021年10月12日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。