文スト・トリップ 人間失格な私は文ストの世界にトリップする。

第1話 ページ3

ピューン…何故か僕は空を飛んでいる？否正しくは空から落ちているようだ。
「重力操作」
僕は主人様(中也さんの呼び方)の異能を使い、フワリと着地した。僕は川原の近くに着地した。すると、
「え？あれ？人が飛んでた？」
敦くんが僕を見て驚いていた。まぁ空から人が落ちてきた？ら誰だって驚くだろう。
「今日は、少年。僕の機嫌の良い時に僕と出会えた君は実に運がいい。君は空腹そうだから食事でもあげよう。何が食べたい？」
敦くんは呆気に取られている。そりゃそうだ。孤児院から追い出され、誰かを襲ってでも生き延びなきゃと言う時に空から降りてきた人に食べ物を貰えるなんて誰も想像できない。
「茶漬けが食べたいです。」
可愛い。僕は心の中でそう思った。僕は敦くんの声優さんの声が大好きなのだ。(メタい)
「良いよ！幾らでも食べたまえ。『独歩吟客』出てこい茶漬け！」
僕がそう言ってくにきーだくん(太宰さん風)の異能を使うとフワフワと浮かびながら数十個のお茶漬けが出てきた。因みにくにきーだくんの異能は手帳の大きさしか物が出せないが、僕は『鏡獅子』で出せる範囲を100倍まで広げているので沢山茶漬けが出せるのだ。
「わぁ！凄いですね！貴方は一体…」
「僕の名前は麻衣と呼んでくれ。多重異能力者だよ。僕はこの後用事があるので又今度。お茶漬けは好きなだけ食べて良いよ。異能で作ったから食べられるかが心配だろうけど、大丈夫。」
そう言って僕はもう一度茶漬けを出してぱくっと一口食べた(スプーンも出しています)。
「有難うございます。麻衣さん！」
敦くんはそう言って茶漬けをパクパク食べ始めた。
「その川に流れている人を助けると良いことがあるよ！それじゃぁadiós！」
私はもう一度お礼を言ってくる敦くんにちょっとした助言をした。これで原作がちゃんと進むだろう。さて、主人様に会いに行くか！
敦 ［不思議な人だったなぁ］

夢主の格好
⚪︎外套は黒の時代の太宰さんと中也さんの外套を半分ずつ分けてきている。(半々羽織みたいなやつ)
⚪︎目の色はブルーコンタクト(中也さんの色)
⚪︎右目は眼帯をしていて、体の右側を包帯で覆っている。
⚪︎髪の色は中也さんと同じ
⚪︎帽子は中也さんの帽子
⚪︎偶に眼鏡をかけるが今はコンタクトに度を入れている
⚪︎声が凄く高い(もののけ姫の歌を地声で歌える)
⚪︎自称男性だが、性別不明

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