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そんなこんなで、私は、彼と付き合うことになった。
付き合った、とは言っても、何か変わったか、と聞かれても、一つや二つくらいだろう。
愛してる、とか、すき、とか、きちんと言葉にしてもらえるようになった。
けれど、何日かして、彼は、元カノの話を歩調にし始めたのだ。
「今何してるの〜??」
私が問えば、いつもこう、
「、、、元カノのTwitterみてたあ、、、ん、」
「そう、、、」
その時は、すごく嫉妬した。
けれど、彼が嫉妬させたいが故に吐いた嘘なんて、思いもしなかった。
その時に私が浮かんだのは、イシュタルのあの言葉だった。
『あいつ、メンヘラだから、』
まだ、元カノに執着しているのだろうか、私は一時の埋め合わせでしかないのだろうか、
不安で不安で仕方なかった。
少ししてイシュタルではない、別の友人に相談すれば、
立香ちゃんが耐えられないのなら、別れてもいいと思う。
しょうがないよ。
と、言われた。
そこで私は、別れたのが間違いだったし、今の私達に繋がる出来事でもある。。
別れよう 、とても くどく、伝えた。
君は、そっか、とか、うん、わかった、で終わらせると思っていた。
けれど、
「立香が戻って来るまで待ってるから。」
その一言だった。
嬉しいような虚しいような。
君のせいなのに、なのに、なのに、、、、
私って最低だ、、
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作者名:黒宮*82-2 | 作成日時:2018年6月23日 3時