水の色【オリジナル】

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みんな、丁寧に説明してくれた。

学校内の教室の場所や、食堂の場所などや、地域のコンビニの場所やスーパーの場所、
家までの帰り方を教えてくれた。


「少しは此処のこと分かった？」

「うん。まあ、まだ知らないところとか、いっぱいあるけど」

「じゃあ、今日私と、色んな所巡る？」

「助かる。ありがとう」

「折角だから、漣と水凪も誘うね」


そう言うと京香は、陽夏達を無理矢理連れてきた。

(ナツは面倒くさそう、樹は結構乗り気？)

「いーじゃん。それくらい。行こうよ。僕は行くよ」

「えー。部活は？」

「休むしかない☆」

(ナツは面倒くさそう、樹は結構乗り気？)

陽夏はグダってだが、ついに説得できた。


「じゃあ、放課後、ユズの家に集合ね。漣の家の隣だっけ？」

「うん。ありがとう」

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家へ帰り、支度をする。

(昨日は友達ができるか不安だったけど、陽夏や京香、樹と友達になれて、よかった)

色々な所を巡るので、金は必要。あとは一応お菓子。

準備ができたので、みんなが来るのを待つ。


「ピンポーン」

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