訪問者 ページ15
安心した途端お腹がなり恥ずかしくなる…
「もしかしてお昼まだ食べてないの？」
『え？』
「もう夕暮れになるよ？」
『嘘！』
どうやら集中して弾ききっていたらしく、もう夕暮れと聞き慌てて私はヴァイオリンを片付けた
「カルエゴくんが久々に出勤すると聞いたからAくん寂しくないかな？ってきたんだけど…」
『少し寂しくて弾いてました…』
「だからってご飯食べないのは駄目だよ！」
『はい…』
カルエゴ様が有給を取って休んで一緒にいてくれた時間が長かった為、寂しくなったのは本当でそれを誤魔化すためにヴァイオリンを練習しようと思った。でもまさか、ここまで集中して何時間も弾いていたのは私も吃驚した
「これ、僕の差し入れのブレンド魔茶とパンね！」
『ありがとうございます、ちょうど切れそうだったのです』
「そろそろかなぁーって思って」
『パンは？』
「多めに焼きすぎたから」
『ふふ、いただきます』
「うん！」
撫で撫でとまた頭を撫でられる…
シチロウ様は生き物に怖がられやすいんだとか、その為こうして撫でられる悪魔は珍しいらしく私に会うとよくこうして撫でたり、抱っこしたりする…
最初は抱っこや撫でられるのに体が無意識に反応してしまったけれど、今ではカルエゴ様と同じで安心できる
「あ！そろそろ僕戻らなきゃ」
『お茶も出せずすみません…』
「いいよ！でも次からはきちんと「リチェルカ」を使ったままヴァイオリン弾こうね？」
『はい』
「よし！そうだ今日ねバビルスでちょっとした騒動があったんだよ」
『え？』
「ふふ、凄く騒がしかったんだ。カルエゴくんに何があったのか聞いてみなよ」
『分かりました？』
フフフッと笑いながら帰っていったシチロウ様…
いつもはブレンド魔茶をもらったらすぐ入れて一緒にゆっくりお茶するんだけど、私のせいで時間が無くしてしまったようで少し落ち込む
次、来たときは美味しいお菓子作って一緒にお茶しよう
『そういえば、シチロウ様バビルスで騒動があったと言ってました…けど何があったのでしょうか？』
うーんと考えていると時計が鳴り、ハッと思い出し私は慌てて洗濯物を寄せディナーの支度をする。目が見えないと時間の感覚がわからないのは辛い、カルエゴ様が買ってくれた時刻を教えてくれる時計がないとディナーが間に合わなくなってしまうから、カルエゴ様が帰ってくるまであと二時間しかない急いで支度しなきゃ…
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ねこ(プロフ) - 小柴紬さん» あ、それは直し間違いです。報告ありがとうございます、修正させていただきます (2022年11月29日 11時) (
レス) @page33 id: ef2d58a21d (このIDを非表示/違反報告)
小柴紬 - ねこさん、すっごい面白いです。でも、気になることがあって相談の会の「ルーナさん」ってだれですか？ (2022年11月13日 14時) (レス) @page33 id: 7260f4f31b (このIDを非表示/違反報告)
桜丸 - カルエゴ先生が( ´ཫ`)尊い.............. (2022年4月6日 2時) (レス) @page12 id: 1e34de8bff (このIDを非表示/違反報告)
桜丸 - カルエゴ先生が( ´ཫ`)尊い.............. (2022年4月6日 2時) (レス) @page12 id: 1e34de8bff (このIDを非表示/違反報告)
ねこ(プロフ) - るりさん» るりさん、ありがとうございます！此方のほうではpixivで書けなかった編入する前のお話を少し入れていきたいと思ってます（笑）R18を削るのでその代わりみたいなものですかね？文字数があるので多少文章等変わってますがこれからもよろしくお願いします(^^) (2022年2月11日 6時) (レス) id: ef2d58a21d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねこ | 作成日時：2022年2月10日 0時
