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エピソード78 ページ7

ユ「そっか!この前Aちゃんが気になってた「サバナクロー寮だけ被害が少ない」って言ってたのはこういう事だったんだ…!
…でも、それならなんで他の選手が狙われたの?トレイ先輩とかジャミル先輩とか…」

「恐らく、目的のカモフラージュの為か、若しくはマレウスさんを襲う練習の為でしょう。
(フロイドさんやルークさんが狙われなかったのは、恐らく強すぎて逆に不利な相手だったから。大会潰しではないと気づいてはいましたが……!)」

練習!?

ユ「一歩間違えてたら大事になってたよあれ!?」

「えぇ、そうです。
だからこそ、腹立たしい…!」

Aちゃんは目をつり上げ、ギリッと小さく歯ぎしりをした。

…あ、これ完全に敵視してる。サバナクロー寮の人詰んだな…。

エ「大会当日、ディアソムニア寮に何か仕掛けるつもりって事?」

ジャ「そうだ。だから、俺はその計画をぶっ潰す!」

ジャックが決意に燃えているその時、後ろからリドル先輩の声が聞こえた。

リ「話は聞かせてもらったよ」

ユ「!!」

ビックリして振り返ると、そこには厳しい表情のリドル先輩とひょうひょうとした表情のケイト先輩が立っていた。

デュ「ローズハート寮長、ダイヤモンド先輩」

ユ「来てたんですか!?」

リ「あぁ。
伝統ある大切な行事を私怨で汚そうだなんて、許せないな」

ケ「どうする?リドルくん」

目がマジになっているケイト先輩に言われ、リドル先輩は真剣な顔で答えた。

リ「今までのラギーの犯行も証拠が無い以上、断罪する事は出来ない。
狭賢いレオナ先輩の事だ。今告発しても、うまくかわすだろう」

エ「つまり、犯行現場を抑えるっきゃない、ってこと?」

リ「ボクに少し考えがある。まずは…」

しかし、リドル先輩が作戦を話そうとした時、ジャックが険しい顔でリドル先輩の言葉を遮る。

ジャ「待て。知ってる情報を話しはしたが、俺はお前らとツルむつもりはねぇ」

「あらら……」

ケ「え〜、ここにきてそれ言う〜?」

ジャ「自分の寮の落とし前は自分でつける。
じゃあな」

ケイト先輩の軽い非難もつっぱねて、ジャックはその場を去ろうと背中を向ける。
少しムッとした私はそんな彼の背中に言葉を投げ掛けた。

ユ「…でも、今までの事件も止められてないよね?」

ジャ「……あ?」

ジャックは顔だけこっちに向かせて鋭く睨む。

怖いけど、こっちだって負けられませんからねーだ!!

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布教する猫(プロフ) - コメントありがとうございます!いやぁめっちゃ嬉しいです!私も書いててニヤニヤしてしまうんですよ… (8月3日 12時) (レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
アイカ(プロフ) - どうも初見です!このクロスオーバー好きすぎる!勢いで6まで読んでしまった‥推しがオクタなので出てきた時のニヤケが‥ (8月3日 12時) (レス) id: 4bbc6a8f1f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:布教する猫 | 作者ホームページ:nhatev-hdfs yue1  
作成日時:2022年9月24日 2時

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