エピソード113 ページ44
ジャ「なにやってんだ、あんたら……フッ…」
ジャックさんは呆れながらも、可笑しくなり口の端を歪ませる。
ユ「あっ!今笑った!!」
「ちょっとジャックさん!?笑わないで下さい!」
ジャ「べ、別に笑ってねぇ」
ユ「いーや笑ったね、さっき口の端がニヤついてたの見たもん!」
ジャ「うるせぇ!
お前だって笑ってただろ!」
ユ「ななわけないじゃん!Aちゃん可愛いなー微笑ましいなーって思ってただけだよ!」
…何時の間に仲良くなったんでしょうか、あの二人…
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ユウside
ジャ「はぁ……。
だが、あんたらには世話になった。
おかげで俺も本気を出して戦える」
溜め息交じりでジャックにお礼を言われ、なんだかちょっと照れ臭くなる。
リ「ここからは敵同士だ。手加減はしないよ」
ジャ「望む所だ!」
よっしゃ!私も頑張るぞ!!
ユ「学園長さん!出場枠下さい!」
グ「そーだそーだ学園長!オレ達、ちゃんと犯人を見つけたんだゾ!
コレで、約束通り試合に出してくれるんだろーな!」
ク「え!?
あ、あぁ〜…………っと、そんな約束してましたねぇ?
絶対にムリだと思って、すでにトーナメント表を発表してしまいました…さてどうしましょうか」
グ&ユ「「えええ〜〜〜!!!!」」
このやろぉ〜忘れてやがったなぁ!
「さてどうしましょう」じゃねぇよ!
グ「ひでーんだゾ!詐欺なんだゾ!」
ユ「そーだそーだ!この口だけ学園長!
自分から頼んでおいたのに「絶対にムリだと思って」とは何事ですか!!」
グ「嘘つきの尻は燃やしてやる!
ふな"ぁ〜〜〜〜〜〜!!!」
ユ「良いぞー!やったれやったれ!」
炎の準備をするグリムに私は声援を送った。
ク「い、いやいや。燃やすのは待って下さい。
今、なにか良いアイデアを考えます。うーんうーん……
そうだ!エキシビションマッチで特別参加枠といあのはいかがです?」
ユ「エキシビションマッチ……マジフトの公開模擬試合って事ですか?」
ク「はい!トーナメント本戦が始まる前に、余興として行えば問題ありません。きっと目立ちますよぉ〜!」
グ「目立つ!?」
「目立つ」という言葉に反応したグリムは、ちょっと嬉しそうに耳をピコピコ動かした。
ク「えぇ、そりゃもう」
いや、あれって公開はされるけど記録に残らないんじゃ…?
グ「目立てるならなんでも良いんだゾ!」
良いのかよ!?
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布教する猫(プロフ) - コメントありがとうございます!いやぁめっちゃ嬉しいです!私も書いててニヤニヤしてしまうんですよ… (8月3日 12時) (レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
アイカ(プロフ) - どうも初見です!このクロスオーバー好きすぎる!勢いで6まで読んでしまった‥推しがオクタなので出てきた時のニヤケが‥ (8月3日 12時) (レス) id: 4bbc6a8f1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:布教する猫 | 作者ホームページ:nhatev-hdfs yue1
作成日時:2022年9月24日 2時