エピソード3 ページ6
Nosaid
グ(や、やっと終わったんだゾ……)
グリムはAにバレないよう、小さく溜め息をつく。Aは
「これも、グリムさんが手伝ってくれたおかげです!
ありがとうございます!」
キラキラした目で笑いながらお礼を述べる。
…それからきっかり三秒後、グリムは照れ臭さく笑った。
グ「…へ、へーん!凄いだろ!
オレ様にかかればこんなのチョロいもんなんだゾ!」
(出〜来た出来た、出来ました〜♪
ユニーク魔法が出来ました〜♪)
Aは嬉しさの余り心の中で踊り、跳び跳ね…
…ハッと我に返った
(おっとおっと……はしゃいでる場合ではありませんでしたね。
出来たのなら、
幸い、ユウさんもまだ帰ってきていないみたいですし……!(*^^*))
Aはこの部屋で1番高い所……灰色と黒の
転ばないように立ち上がり、大きく深呼吸をして、咳払いをしてから……
先程完成した、自分のユニーク魔法を、なるべく低く大きな声で唱える。
「…全ての世界に通じる虚空の扉よ。
[
Aは最後の方でタイミング良能力を発動させ、ソファの上から部屋の出入口の扉の前に移動した。
そして、異空間からゴム銃を取り出し、誰もいない所へ突きつける。
要するに、カッコつけた。
……その態勢から数十秒後。
Aはジワジワくる嬉しさに、また跳び跳ねてはしゃぎまくった。
「か………
カッコいい〜〜〜!!!
出来た出来た、出〜来〜た♪
ねぇグリムさん見てた!?
どうだった!?
私のユニーク魔法、どうだった!!??」
キラキラした目でせがまれ、グリムは少し焦りながらコクコクと頷く。
グ「さ、流石オレ様の子分なんだゾ!」
「ありがとー!!
…ウフフ……ウフフフフッ♪( *´艸`)」
…と、Aが見えくるくる回ってはしゃぎまくっていたその時。
…誰かの視線に気がつく。
「!?」
慌てて視線の方を向くと……
ユ「…え、えーと……やぁ、Aちゃん」
扉から、茶髪の髪をした少女……ユウが気まずそうに顔を覗かせていた。
…Aは一瞬で顔を赤く染める。
「ユ、ユユユユユユウさん!?Σ(〃口〃)
ど、どうしてここに!?」
エピソード4+おまけ(夢主の◯◯が明かされる……!?)→←エピソード2
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布教する猫(プロフ) - タタリさんコメントありがとうございます…!オダサク最高!! (1月12日 22時) (レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
タタリ - 夢主ちゃんとオダサクぱぱぁ、、、2人共幸せになってね、、、オダサク最高!! (1月12日 13時) (レス) id: cd26d993ce (このIDを非表示/違反報告)
胡蝶 恵@副垢(プロフ) - 星猫さん» えぇ....(困惑) (2022年11月20日 20時) (レス) id: 5b2f0bd76c (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 布教する猫さん» 文ストの好きなキャラは何ですか? (2021年9月18日 11時) (レス) id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 布教する猫さん» スラム同士で仲良くして良かったです!お気に入りしました! (2021年9月18日 10時) (レス) id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:布教する猫 | 作者ホームページ:nhatev-hdfs yue1
作成日時:2021年4月3日 22時