十一話〜内番〜 ページ14
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〜道場〜
兼定「爺さんだからって、手加減しないぜ？」
小烏丸「どれ、この父が試してやろう」
今回は兼定と小烏丸が手合わせです。
審判はちなみにグリコちゃん。
玲羅さんは、短刀達と本気で鬼ごっこしてます。
グリコ「それでは、始め〜！」
30分後…
グリコ「ぽかーん…」
兼定「見習い、今のはどっちだ？」
グリコ「へ？あ、パパ！」
小烏丸「まだまだ、父には勝てぬか」
兼定「負けたなぁ」
グリコ「お疲れしゃま〜」
堀川「カッコよかったよ！兼さん！」
兼定「そうかよ」
〜畑〜
道場での審判が終わったあと、グリコは畑に来ていました。
グリコ「おぉ、きゅうり〜！」
すると光忠が、グリコにトマトを差し出した。
光忠「ほら、トマトも大きく育ったよ」
グリコ「いやぁぁぁ！！！トマト〜！！！」
歌仙「どうしたんだい？」
グリコ「みっちゃぁん！それ持って来ないで！トマト嫌いだから！」
光忠「そうなの？もしかして、君も主と一緒で偏食かい？」
グリコ「違うもん！トマトが嫌いなだけだもん！」
歌仙「そうかい、良かったよ」
グリコ「玲しゃんって、偏食にゃの？」
光忠「そうだよ、魚介類は嫌いだし、野菜も食べないし、味が濃い物も食べないからね」
グリコ「よくそれで生きてるね？あの人」
歌仙「僕達も不思議だなぁ、って思ってるよ」
グリコ「人間じゃにゃいのかな？」
光忠「主は人間だよ、ね？伽羅ちゃん」
大倶利伽羅「何故俺に聞く…？」
光忠「何となく」
此方も楽しそうです。
話していると、偏食さんがやって来ました。
玲羅「どうも、頑張ってるね〜？」
グリコ「あ、玲しゃん。鬼ごっこ終わったの？」
玲羅「あぁ、全員捕まえた」
光忠「足早いからね、主」
玲羅「明日は筋肉痛でしょうね」
グリコ「あらら…」
〜馬舎〜
グリコ「可愛い〜！」
玲羅「薬研、大丈夫？」
薬研「顔洗ってくる…」
玲羅「行ってらっしゃい」
鯰尾「殆ど掃除は終わりましたよ」
玲羅「鯰尾ソレ投げるなよ」
鯰尾「投げませんって〜」
鯰尾は笑いながら言った。
グリコ「え、投げるのは勘弁」
玲羅「大丈夫、投げないから」
骨喰「兄弟、終わったか？」
鯰尾「あぁ、終わったよ。この後どうする？」
グリコ「隠れんぼしたいでしゅ！」
鯰尾「隠れんぼかぁ」
骨喰「いいと思う」
玲羅「元気がいいねェ」
グリコ「じゃあ、玲しゃんも！」
玲羅「私の身体終わったわ」
そのあと、短刀達と隠れんぼしました。
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作者名：神扇 | 作成日時：2019年11月29日 21時
