亜沙さんとマネージャーは日々、前進中です。

15分後。 ページ2

あれからかれこれ約15分

「黒流さんと山葵、帰ってこないね〜」

「まぁ、そのうち帰ってくるでしょ…多分。」

「多分ね。」

「確証はないw」

大丈夫だろうか…

まぁ、ね。山葵先輩も大人だし。ね。そろそろ帰ってくるよ。

それより…あの、、

真横に亜沙さんが座ってるんですよね。はい。

結構これは心臓に悪うございまして、
さっきのMV撮影で多少の耐性はついたものの、未だにすぐ近くに大好きな憧れの人が、という状態には馴れないのです。。。
しかも結構近い。

逃げ出したい…

「Aさん家の水道水美味しいね〜」

お！いぶくろさんのコップが空！これは、おかわりを持ってくることを口実に席を立てるチャンス！

「あ、おかわり持ってきましょうか！？」

「いや、大丈夫〜！自分で持ってくる〜」

「あ、そうですか…」

「なんでAちゃん、残念そうなのww」

「どうせ俺の隣が嫌なんだろ」

「べ、！別に嫌とかじゃないです！けど…」

「けど？」

「まだ、その、慣れないというか…」

「結局嫌なんじゃん。」

「嫌ではないです！むしろありがたいと思います。神様に全身全霊を以て感謝を告げたい程嬉しいです」

「神様て…」

神様は言い過ぎ？

「え、じゃあ仏様？」

「言うてそれほど変わってない」

あ、そっか。

「じゃあ誰に感謝を告げれば…？」

「いや、別に告げなくても良いからね。うん。告げる必要ないから。」

……………………………
それからまたまた数分後

「皆…ただいま…」

あ、黒流さんだ…疲れ果てられていらっしゃる…

「大丈夫？黒流さん？」

「いいえ全く…」

「お疲れさまで〜す！！(*≧∀≦*)」

お、山葵先輩。

「山葵くんは元気だね〜」

「先輩、飲み物何がいいですか？」

「何がある？」

「山葵には泥水しかないよ。」

「まっちーがつめたい(。＞д＜)」

泥水て…

「ww」

「…あ、コーラあるの？じゃあコーラがいいかな。」

「了解で〜す。持ってきますね〜」

Aはようやく席を立てた！

いたずらっ子(/^^)/⌒●~*→←またもや設定の確認！

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