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いち ページ1
皇輝side
『終わった…』
本日、ようやく大学のテストが終わりを迎えた
はぁ、地獄だった
まぁでも出来はそんな悪くないかな？きっと笑
早く帰って課題を片付けてテレビを見よう
そう思っていたのに…
『え…』
開放的な気分で大学を出たら外は雨が降っていた
いや、今日晴れって言ったじゃん！
周りを見るとみんな傘を持っていないようで走り出していた
仕方ない…家までそう遠くはないし走るか
『はぁはぁはぁ…やっば』
数十分雨に打たれていた僕はもうビッショビッショ
せっかくの夏休み、風邪でスタートなんてしたくない
家に着き玄関を開けると急いで靴を脱ぐ
早く脱衣所に行こうだなんて思ってしまったばかりに僕はそこに見慣れない靴があることに気づかなかった
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作者名：Ageha | 作成日時：2022年7月31日 19時
