1年後 ページ9
あれから、約1年が経った。
あの出来事から、部員達は一気に冷たくなった。
あのときの次の日、監督に呼び出されたっけ。
「お前は選手達の努力を知らないのか?」
とか、
「どんな事情があろうと、選手達の思いを踏みにじるのは許さない。グラウンドを走ってこい。マネージャーとはいえ、配慮はしない。
グラウンド10週だ!!さっさと行け!!」
とか、いろいろ言われたな。
10週走り終わったにもかかわらず、息切れ1つしてない私を見て驚愕してた。
10週ぐらい、鬼殺隊ではアップみたいな扱いだからね。
「Aさん。」
『何ですか?高島先生。』
礼「産屋敷さんから電話。知ってる人?」
『はい。』
先生方もかなり冷たくなった。
鬼殺隊の方が、居心地が良い。
『はい、変わりました。』
お館「急にすまないね。伝えなくてはならないことがあって。」
『何でしょう?』
お館「あの“裏切り者”が、青道に入学することがわかった。これから、大変になるかもしれないけど、よろしく頼んでいいかい?」
『大丈夫です。乗り切ります。』
お館「うん。頼むよ。炭治郎や、カナヲ、ほか数名の隊士も送り込むつもりだから、皆と協力してほしい。
機会があれば、殺すのではなく、本部へ“連れ帰って”ほしい。」
『了解しました。では。』
私の声だけ聞けば、何の会話だったかはわからないだろう。
それにしても、あの“裏切り者”がここにくるとは。
ー厄介だな。
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※ここから先は、少し嫌われ要素が入ります。
青道メンバーに嫌われるのですが、鬼殺隊側は全員味方です。
これから出てくる“裏切り者”は、オリキャラです。名前の変更はできません。
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作者名:空気 | 作成日時:2020年7月20日 14時