1週間後 ページ28
ー1週間後(ぶっ飛ばします。)ー
あっという間に1週間たった。大変だったな。この1週間。
登校すれば上から水降ってくるし、あ、もちろん避けたけど。
机には色々書かれてるし。ちなみにこれは、机に薄いビニール(特注)貼っといたから、ビニール剥がしてポイで済んだ。
部活行けばグチグチ言われるし、足引っ掛けようとしてくるし…。
稲実行った次の日なんてカッターキャーされたから、たまったもんじゃない。
精神的にも身体的にも疲れた1週間だった。
国「今日はよろしくお願いします。」
片「いえ、こちらこそ招待していただき、ありがとうございます。」
やっと始まる。
炭治郎達に目配せをすれば、炭治郎達はスっと輪から抜けた。私は念の為ここに残ることになった。
この時間なら稲実の寮の屋根に、柱達がいるだろう。
隠にも、直ぐに出てこられるよう変装して紛れてもらっている。
ギャラリーにいる客のうち、10人が隠だ。
試合が始まった。
先発は丹波さん。
1回表、攻撃は青道。本塁打無し、ヒットは結城さんの一塁打のみ。
1回裏、攻撃は稲実。本塁打無し、ヒットは3本。満塁になったが得点は0。
そんな調子で試合が進んでいく。
結果は4ー1で、稲実が勝った。
さてと、柱はいつ来るのだろうか…。
木村「皆さんっ、大丈夫です!甲子園までは、まだまだ時間はたっぷりありますから!頑張りましょう!」
相変わらず猫かぶりの上手い奴だ。
。
。
。
。
。
「相変わらずなようですね。木村由奈さん。お元気でしたか?」
皮肉を混じえたその言葉と共に現れたのは、炭治郎達と柱達だった。
107人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:空気 | 作成日時:2020年7月20日 14時