検索窓
今日:27 hit、昨日:17 hit、合計:31,434 hit

嫌悪感 ページ19

部活が終わった。

…と思えば横に沢村がいる。



『何?』

沢「どういうことっすか?」


『は?』




木村が何か仕掛けてきたか?




沢「去年の、甲子園…負けても、」

『ああ、そのことか。悪いけど、忙しいから後にして。』

沢「待ってください!」



まだ何かあるのか?










































沢「木村先輩に、仕事押し付けてるってほんとっすか?」


やっときた。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
食堂に行くと、炭治郎たちが部員に囲まれていた。


伊「俺たちはそんなことしてねぇ!」

純「じゃあなんで木村が泣いてんだよ!」



木「うわぁぁぁ、亮介さん、怖かったよォ。」

亮「大丈夫、もう近づけさせないから。」



炭「待ってくれ!俺たち本当に何もしてないぞ!?」

哲「嘘をつくな。」

善「嘘じゃない!ってわああああ、音!音すごい!もおヤダ!禍々しすぎっ!鬼ィ!鬼やだ!」

波「音?話をそらすんじゃない!」

玄「マジでやってねぇって、俺たちは!」







えと、何があった…?

カナヲが黒い笑みを浮かべてて、伊之助が怒ってて、炭治郎もちょっとイライラし始めてて、玄弥が珍しく必死で、善逸は通常運転。

木村が泣いてる…。




ああ、なるほど。仕掛けてきたんだね。でも何を?何したらここまでなる?





沢「な、何があったんすか!?」

御「アイツらが、木村の服強引に脱がそうとしたんだと。最っ低なヤロォどもだな。」




は?





カ「誰があなたの服なんて脱がそうとするの?私達にはなんのメリットもないんだけど?」

木「嘘つかないでくださいっ、あのとき私の裸をネットで拡散しようとしてたじゃない!先輩方が助けてくれなければ!今頃っ、今頃…っ!」





ああ、イラつく。イラつく。

癪に障る。

炭治郎が普通の顔でいるんだから、嘘をついていないことは確か。


被害者ぶりやがってあのクソ鬼が。






木「ねぇ!光波さん、酷いと思いませんか!?」

『…。』




木「ねぇ!どうして炭治郎くん達の方に行くんですかっ、光波さんは信じてくれないの!?」





話しかけるな。話しかけるな。話しかけるな。
ああ。嫌悪感がふつふつと湧き出てくる。吐き気がする。

そうやって何人もの人を殺してきたんだろ?木村由奈。





『炭治郎、善逸、伊之助、玄弥、カナヲ。』

「「!!」」





『行くよ。』






抑えられない嫌悪感に駆られながら、私たちは食堂を出た。

胡蝶さん→←無念



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (47 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
107人がお気に入り
設定タグ:ダイヤのA , 鬼滅の刃
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:空気 | 作成日時:2020年7月20日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。