検索窓
今日:28 hit、昨日:17 hit、合計:31,435 hit

悪女登場(苦手な方はUターン) ページ11

部活の時間になった。一応、五感組も野球部に。

五人とも自己紹介が終わったところだ。



「遅れてすみませぇん。」



アイツ、“裏切り者”である“木村由奈”(全国の木村由奈さんすみません!)がやってきた。

鬼に堕ちたんだね、クソ野郎。

目が合ったとき睨まれたのは幻覚だな、きっと。((





「2年の木村由奈です。よろしくお願いします!」





特にぶりっこ、とかじゃないから余計に面倒だ。
というか、なんだ2年って。

お前、ざっと40越えてるだろうに。((


まあ、先代お館様を暗殺し、鬼殺隊でありながら鬼に堕ち、私達の仲間を何百人と殺した罪をせいぜい償うが良い。



頸を斬る以上に苦しい罰が待っているだろな。こちらには、胡蝶さんがいるのだから。毒の実験台とか。

なんかちょっと同情するなー(棒)





由「Aさん!カナヲさん!ちょっと、ドリンク手伝って貰ってもいい?」




私とカナヲは目配せをして頷いた。
ほら、嫌われ者の小説であるでしょ?




“ここで頷かなければ良かった”ってフレーズ。








でも私達の場合逆ね。







“ここで私達を誘わなければ良かった”んだよ。
 


裏切り者のくそ野郎。

さて、作戦を本格的に実行するときが来たね。





『で?どうして私達を“お手伝い”に使おうとしたの?本当の目的は何?裏切り者。』



由「貴女達がいなくなれば、鬼殺隊はかなりのダメージを負うでしょ?たとえそこの甲の隊士だろうと。
胡蝶の妹なんだから。栗花落、あんたが消えたら胡蝶を消したも同然よ。」



 

ほぼ全部言ったね。録音しておいて良かった。


 



『精神的に追い詰めてから消そうって?』






カナヲが震えている。

怒りと恐怖で。






『カナヲ、落ち着いて。大丈夫だから。』





無表情のまま言う。




由「あんたの無表情も変わってないみたいね。そのせいで、結構苦労してるみたいだけどw」

『で?何するの?カッターキャーでもするわけ?するならさっさとしてくれない?』

由「いいえ。もう帰っていいわ。カッターキャーは、まだお預けよ。」



こいつは元から戦略家だ。
今も、何かを考えているに違いない。



カ「貴女がっ、カナエ姉さんを殺したと言っても過言ではないっ!
カナエ姉さんを殺したことっ、鬼殺隊の隊士を何百人と殺したことっ!絶対後で後悔する!」






さて、始まるね。



  ショータイム
私達の復讐が。

あー、そーゆーこと。→←作戦



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (47 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
107人がお気に入り
設定タグ:ダイヤのA , 鬼滅の刃
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:空気 | 作成日時:2020年7月20日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。