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第1話 ページ2

「いやァァァ!!!」



また悲鳴が上がった。これで3件目だ。
大正時代のときに比べて、鬼が多くなっているわけではないのに。

夜に外出する人が多すぎる。
どこに行っても浅草にいるような感じだ。

 
悲鳴が上がったところに着いた。


 


【光の呼吸 壱の型 光陰の一閃】




鬼「なっ!鬼狩り!?!?っ!いつの間に!!!」




壱の型は、速さをつけて鬼を斬る技。
この雑魚鬼が気付けるわけがない。

さて、警察が来る前に帰るか。今世でも、鬼殺隊は政府非公認だ。




「あっ…あの!た、助けてくれて、ありがとうございます。でも…その。」


『コイツを殺したこと?

それは、あなたには関係ないことです。警察にも、私と話したことは言わないほうが良いと思います。

できるだけ、私と関わらないほうが良いですから。』


「なっ…なぜですか!?…あれ?いない。」





次の場所に早く行かないと。

ただ無情に、私は鬼を狩る。感情は、時として人を殺す。



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翌日

「カァァァ!本部カラノ司令ダ!緊急ダ!スグニ向カエ!」


『んん…。』



昨日の任務で眠い頭を無理やり起こす。
対服に着替えて屋敷を出る。




『遅くなってすみません。お館さま。』

お館「大丈夫だよ。昨日、Aは任務だったもんね。」




お館さまの病が進行している。
痛ましい…。



『あの…話…とは。』

お館「鬼の活動が活発になってきているのは、Aも知っているよね。その中でも、ある高校が鬼の活動が多いんだ。

鬼の滅殺のために、Aに行ってもらいたんだけど、いいかな?部活とかは、好きなところに入っていいから。」



学生か…。



『御意。』
 


貰った資料、目を通しておかないと。


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作者名:空気 | 作成日時:2020年7月20日 14時

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