上弦 ページ7
飯「なぜだ!君たちには、関係ないではないか!!」
緑「何を言ってんだ…？少なくとも、僕には関係ある。」
『残念だけど、私にも関係あるんだな…。』
っ！血の匂いが濃くなっている。
チッ、こうなったら仕方がないか。
ドンッ
飯+緑+ステ「「!?」」
『偽りなく答えろ。鬼とヴィランは、手を組んでいるのか?』
ステインの頸に刃を突きつける。
ステ「すごい殺気だな。あぁ。組んでいるみたいだな。鬼舞辻とかいう鬼がいたよ、この前、ヴィラン連合に。」
『鬼舞辻が…。次に移る。この市内に、上弦の鬼はいるか？』
ステ「上弦…？なんだ、それは？」
嘘の気配はしない。ステインの頸から刃をどける。
ドクン！
っ！この気配だ！間違いなく、上弦…！しかも、かなりの上位の…！
『っ！…フウ…フウ…フウゥゥゥゥ。』
緑「A…ちゃん？」
血の匂いがさっきよりも濃い!!
ここに留まってはいられない。早くあっちに向かわなければ!!
『悪い、緑谷。応援は、他の奴らに頼め。』
緑「え…？」
ビュンッ
走れ!もっと速く!!!!
この角!!この建物の中!!!!!
っ！血の匂いがする！どれだけ大量の血が流れているんだ！人間数人分ではすまないぞ、この匂いは!
スパーン!!
襖を開けるとそこにいたのは…。
「あれぇ？鬼狩り?女の子だぁ!上等な喰い物だよ！いい夜だなぁ！君も、そう思うでしょ!?」
『上弦の…弐!』
「そう、俺は上弦の弐。童磨。よろしくねぇ！」
奴の足元には何人もの女性の死体。
…許さない。
童「食事中には戦いたくないけど、仕方がないよね！」
“血気術 蓮葉氷”
冷たい!
避けが間に合わなかったら、肺が凍っていた。
“呼吸”をすることにも危険が伴うこの戦場で、どうやって“呼吸”を使って戦闘をすれば…。
ギリギリで避けるしか術は、ないか…。
“雪の呼吸 肆の型 吹雪・乱!!”
(繰り出される斬撃に小さな雪の刃がついている。鋭い斬撃によって、鬼の頸が斬れる。)
童「やるねぇ!けど、残念だ。相性が“良すぎる”。」
“血気術 枯園垂り”
っ!!本当に相性が良すぎる。
同じような氷と雪の技だから。
相性が良すぎる上に、筋力では圧倒的にコイツが上。
私が使える他の呼吸は、水と風。
水でも、多少相性は良い。風に切り替えるか…。
しかし、風の呼吸は体に合っていない。
どうすれば良いんだよ!!!!
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U - 終わりになってますが大丈夫さすか、、、？ (7月30日 18時) (
レス) @page46 id: 262a87aca7 (このIDを非表示/違反報告)
メレンゲドール - 尊き…!! (6月9日 17時) (レス) @page8 id: b49d11506e (このIDを非表示/違反報告)
きつね君。 - めちゃくちゃ面白いです！！！更新頑張ってください！！！！！ (2022年2月20日 14時) (レス) @page46 id: 555cdc8cc8 (このIDを非表示/違反報告)
ニコニコ(プロフ) - リィさん» 本当だ!!すいません、直します！ご指摘ありがとうございます!(´▽｀) (2021年9月1日 23時) (レス) id: aec7162a28 (このIDを非表示/違反報告)
リィ - ページ３１なんですけど、性 欲の権化が性 欲の根源になってません？ (2021年7月4日 16時) (レス) id: 82ad03ac51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：今日も推しが推し x他1人 | 作成日時：2020年7月1日 8時
