今日:14 hit、昨日:0 hit、合計:1,133 hit
小|中|大
叶えたい夢 ページ10
「山田!遅れてすまん」
2週間後の日曜。
山田に呼び出された私は、
高校最寄りの駅にいた。
「いや、お前さ。
少しは、デートとか期待して
かわいい格好してくるとかなかったわけ?」
Tシャツにスウェット
動きやすさ重視の格好に
呆れ顔の山田。
「だって、デートじゃないでしょ?」
「まぁ、そうだけどさ」
「で、どこ行くのよ」
「高校」
「えっ、何しに?」
その問いかけにニヤッと笑った山田。
こ、これは…
嫌な予感が、、
「サッカー部見に」
的中。
「はぁ!?
やだやだやだやだやだやだ」
「この前、変態教師の大ちゃんに
頼まれたんだよね
"今度、今のサッカー部
指導してやって"ってさ?」
「変た!いや、頼まれたのはあんたでしょ?
なんで、私も行かなきゃ」
「いいから来んの!!」
無理やり手を握った山田は、
抵抗する私をズルズルと引っ張って行った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
8人がお気に入り
8人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:MEG | 作成日時:2019年8月18日 23時