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記憶にございません ページ6
朝。
「んんっ？
ここ、どこ??」
見知らぬ寝室に、
慌てて飛び起きると
ガンガンする頭とズキズキする腰。
こんなに酷い二日酔いは初めてだ。
「え〜と、昨日、は…」
頭をゆっくり稼働させたところで、
投げ捨てられた自分の服
が目に止まる。
「えっ！
…ええっ！！」
裸、だ、、
ってことは、
ってことは…
嫌な予感に恐る恐る後ろを振り返る。
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、」
そこには、よく知ってる男の人が
一糸まとわぬ姿で
気持ちよさそうに眠っている。
「有岡先生！？」
「んん〜」
「んぐっ。
ダメだ、大きな声を出しては」
混乱しながらも、
散らばった服をかき集め、身につけると、
荷物を持って家を飛び出した。
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作者名：MEG | 作成日時：2019年8月18日 23時
