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＆ ページ36
カチャ
「せんせ〜入りますよ〜」
恐る恐る進むと、
片手を真横に伸ばしてぐっすり眠る
有岡先生。
「有岡先生、起きてくださ〜い！」
マネージャーで鍛えた
大声を出してもピクリともしない。
「もう、有岡先生？
お〜い…」
「んん〜」
ゆさゆさ揺すってみると、
手を払いのけられる。
私だけワクワクしてバカみたいじゃん
「もう…バカ、大貴
なんてね笑」
「だーれが、バカだって？」
「ひゃっ！」
寝てると思ったから
下の名前で呼んでみたのに、
聞かれてたなんて、恥ずかしすぎ！
「おはよう、A。
起こしに来てくれて、ありがと」
後ろから抱きつかれて、
優しい声が耳元で響く。
「あの、えと…」
「呼び捨て、嬉しかったよ」
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作者名：MEG | 作成日時：2019年8月18日 23時
