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「せんせ…
じゃあ、私、
どうすればいいですか?」
恥ずかしすぎて、きっと、今、
リンゴみたいに真っ赤になってる。
「どうも、しなくていいよ」
ゆっくり近づいてきた有岡先生が、
私の頬に触れる。
「俺に任せて」
フワッと浮いた身体は、
気づけばベッドの上だった。
「せんせ、、
んっ」
どんどん激しくなるキスに
既にクラクラの私。
「大木、緊張してる?」
「か、かなり…」
なんせ、私の記憶の中では、
ハジメテになるわけだ。
そりゃ、緊張するよ、、
「そっか、覚えてないから
初めてだもんね?」
「気づいてたんですか」
「まぁね」
同窓会での嘘はあっさりと見破られていた。
「そんな嘘ついちゃう
意地っ張りなA、かわいい」
意地悪に名前を呼んだ先生が、
とっても優しいハジメテをくれた。
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作者名:MEG | 作成日時:2019年8月18日 23時