第9話 ページ10
友「おはよう、A!」
主「おはよう、皆…」
奏「どうした?なんか元気なくない??」
主「そんなことないよ…」
ガラッ
有「おっはよ〜!みんな、元気〜??」
男子「なんで、いっつも来るんだよ、有岡!」
有「みんなの顔みたいからね〜」
女子「キャー有岡せんせー♡」
有「ハハッ、おはよう、おはよう!」
結衣「ねぇ、川合さん、
スキンシップ激しくない??」
葉月「ホントだ!抱きついちゃってんじゃん」
奏「有岡先生、迷惑そう〜」
なによ、なによ、
あんなに、嬉しそうな顔しちゃって、
なんなのよ!!
主「そうでも無くない??
川合さん美人だし、満更でもないんだよ」
結衣「あー、確かに〜」
葉月「ちょっ、結衣!」
有「こーら、お前たち。
先生の悪口言ってただろ!
俺、地獄耳だから聞こえちゃうんだよね〜」
結衣「す、すみません!」
有「特に、山下!
お前、昼休み音楽準備室に来い!!」
行くもんか。
どうせ、血が欲しいだけのくせに…
有「返事は?」
わざわざ覗き込んで来る大貴から
逃げるように、教室を飛び出した。
奏「ちょっ、A!?」
サイテー。
からかってるんでしょ。
もう血なんて、あげないんだから!
ドンッ
主「ったぁ…」
「ごめん、大丈夫?」
その出会いは、偶然か、必然か…
私は出会ってしまったのです。
彼に。
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作者名:MEG | 作成日時:2016年12月8日 22時