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第28話 有岡side ページ29
ｶﾞﾗｯ
岡「遅くなって、申し訳ございません」
有「いや」
呼び出して、数分。
さすがの速さで駆けつけた、圭人
岡「Wath happened!?」
蒼白い顔でグッタリするAを見て、
軽く睨まれる。
有「俺からせがんだんじゃねぇからな?
大丈夫。気絶してるだけだから。
俺、まだ仕事あるから連れて帰ってやって」
岡「…分かりました」
黙ってればかわいいのに…なんて、
ときどき思ったりするけど。
本当にに黙られると、
やっぱり寂しい…
有「ごめんな。血、美味しかったよ…」
優しく前髪をといて、
その額に口付けた。
岡「大貴様、まさか…」
有「そうだよ。そのまさか」
有「アーティクル・ブラッド、破棄した」
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作者名：MEG | 作成日時：2016年12月8日 22時
