REBORN! <A.D> (ページ7)

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A「ふ、ふーん
やっぱり恋って、大変なのね､､」

有「あっ、もしかして先輩､､
嫉妬しちゃいました??」

そう言って、打って変わって、
人懐っこい、いつもの笑顔を浮かべる彼

A「ハァ…すぐそうなる､､」

私のドキドキ返して､､

A「大貴くんに近づく子に
嫉妬してる暇なんてないわよ」

そう言って、またCDを並べようと
棚に手を伸ばす

A「よいしょっ！､､あれっ？
あと少しなのに～、ん～！」

160にも満たない私の身長では、
ギリギリ届かない、最上段

有「俺、やります」

A「えっ…？」

腰に回された手、密着する体、
一瞬触れたCDを持つ手、
そしてめくられた袖から見える、
意外と男らしいその腕､､

有「よっ…と､､」

A「あ、りがと､､/////」

有「いえ！……っ/////」

お互いの息がかかるくらい、
近くで目が合った彼は、
笑顔を引きつらせて、背を向けた。

有「す、みません､､近かったっすね/////」

A「あぁ、大丈夫…/////」

有「えっと､､俺、持ち場に戻りますね」

そう言って、足早に去っていった彼。
その耳が赤く見えたのは、気のせい…かな？