ジョングクの相棒 (ページ11)

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JM side

『え…本当に？』

｢嘘に決まってるじゃないですか｣

BTS ｢｢だよね｣｣

割とガチですみたいな顔するから本当かと思った。

JK ｢Aが女とかキモいし付き合いたくねぇな｣

｢俺もお前が彼氏とか考えたくもないね気持ち悪い｣

JK ｢そもそもお前が女になってメイクとか服とか気を使ったってモテねぇよ。｣

｢別に全部が全部男のためにやると思うなよ。
自分磨きのためにやってる子だっているんだよ。
“女が色気づいてる=男”じゃねぇから。｣

JK ｢………｣

お、初めてジョングガが口喧嘩でAに負けた。
やっぱりAは女の子の気持ちもわかるんだな。

｢すっごい話ズレたけど相手なんだって？｣

JK ｢…知らない｣

そのまま出て行ってしまったジョングガ。

｢え？おーいジョングガ～？｣

TH ｢Aが論破するから拗ねちゃったじゃん｣

｢え、俺のせい？｣

SG ｢Aに言い返せなくて悔しいのと、あいつが自分に腹立ててんだろうな。｣

｢何でですか？｣

SG ｢あれだろ、そういう目でアミを見てた自分が恥ずかしくなったんだろ。｣

｢あー…でもファンは別だと思うけどなぁ…
ジョングクに会って恥ずかしくないように痩せたりメイクとか服とかバッチリ決めて会いに来る子だっているのに。むしろそっちの方が多い気がするし…｣

2人とも素直じゃない。
ありがとうとかごめんってなかなか言えない。
でも思ってないわけじゃない。ただ、同い年でいつも喧嘩してるからお互い恥ずかしいんだと思う。

ただでさえ言葉が足りないA。
それをいつも補っているのはジョングガ。

1人で抱え込みやすいジョングガ。
僕達には話してくれないけどAには話す。

ナムジュニヒョンとホビヒョン、僕とテヒョンみたいに、同い年だからこそ話せる事がある。分かることがある。

｢めんどくさいゴリラだなぁ｣

ほら、言葉遣いは汚いけど相手の方に向かって行って、絶対1人にはしない。

それがクチルズの見えない約束。