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TH side
SB 「ん〜!A可愛い〜」
「はいはい…」
またやってるよあの2人。
付き合ってもないのにあの距離感。
ヌナだって満更でもなさそうだし。
『ヌナってヒョンの事好きなんですか?』
「好きだけど?」
『いやそうじゃなくて、恋愛対象として好きかってことです。』
「好きになろと思えばなれるけどそういう感じじゃないかな。」
『友達以上恋人未満ってやつですか?』
「そんな感じ。」
ヌナもヨンジュニヒョンと一緒で練習生期間が長いけど、浮ついた話は一切聞いた事がない。
それこそスビニヒョンとの交際疑惑みたいなのは沢山あったけど、今となってはあの距離感が普通でファンもあまり騒がなくなった。
『そもそもヌナって友達いないですよね』
「いなくても君達がいればやっていけるからね」
『人見知り直さないんですか?』
「人見知りも私の長所だよ」
『言い訳ですね』
「…だって、こっち来た当時は韓国語一切分からなかったし親友だと思ってた人にも裏切られて友達なんていらないって思って人と話す事避けてたら友達の作り方忘れてしばらくして君達とデビューって言われてえっ?てなってでもオッパとスビンがめっちゃ話しかけてくれてこの人達は信用できるなって思ってボムとかテヒョンとかヒュニンとも仲良くなれて私はこの5人だけいればいいやって思って今に至る。」
『うわぁ…』
すごい早口で息継ぎ無しはさすがラップ担当なだけあるけど、何より
『韓国語上手くなりましたね』
「6年も居るしね」
『でもこの前ヨンジュニヒョンに6年居てもナンタラって言ってませんでした?』
「…盗み聞きはよくないなぁ」
まあ、俺達もヌナが人見知りのおかげで変な男が寄り付かなくていいけど。
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作者名:LEEDOX | 作成日時:2021年1月23日 22時