秘密の話 (ページ29)

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BG side

音楽番組の収録。楽屋の空気は重い。

YJ ｢Aや、次だよ｣

ヨンジュニヒョンがヌナを呼ぶ。
ヌナは無言で頷き、メイクヌナの元へ行く。

俺たち年下は何があったのか聞きづらくて困っている。

朝、ヨンジュニヒョンの部屋から聞こえたスビニヒョンの大声。

SB ｢ごめんじゃない！！僕は理由が聞きたいんだ！僕達が納得できる理由を！それに、何に対してのごめん？僕の告白に対して？それとも何も言わなかったことに対して？｣

入ろうとも思った。だけど俺達が入ったところで解決することでもないと思ったし、何よりスビニヒョンの告白という言葉。一番反応したのはテヒョンだったから。

TH ｢スビニヒョンが告白？｣

『テヒョナ、今は入らない方がいいよ。』

TH ｢何でですか？ヒョンがヌナに告白したんですよ？それにもう一つは？納得できる理由って？｣

『…とにかく、ヒョン達から何か言われるまで待とう。』

TH ｢でも…｣

『テヒョナ、』

TH ｢…はい｣

『ありがとう。』

普段冷静なテヒョンが、ヌナのことになるとこんなにも取り乱すなんて。ヌナに彼氏ができたら大変だな。

ﾒｲｸ｢Aちゃん泣いた？目腫れてるけど…｣

TH ｢え？｣

ソファでくつろいでいたテヒョンがヌナの所へ。

TH ｢ヌナ見して。｣

｢…ただのあくびだよ。｣

TH ｢本当ですか？｣

｢うん｣

TH ｢…俺、ヌナのそういうところ嫌い。｣

『テヒョナ！』

俺達どうしちゃったの？
何でこんな事になってるの？

『ヨンジュニヒョン…』

YJ ｢…帰ったら話すよ。とりあえず今はステージのことだけ考えよう。｣

『はい…』

YJ ｢スビンとテヒョンもだよ。切り替えて。｣

SB ｢…はい｣

TH ｢はい｣