秘密の話 (ページ14)

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TH side

俺は別にヌナとどうかなりたいわけじゃない。
ただ、今みたいにメンバーとしてそばに居られればそれだけでいい。

？｢お、テヒョナ｣

『こんにちは、V先輩』

ヌナの彼氏候補2人目、テヒョン先輩。

BTH ｢そんなにかしこまらないで。｣

『はい…』

BTH ｢Aは？｣

『ヌナなら自主トレだと…』

BTH ｢自主トレ？｣

『ヌナ、ボイトレとダンス練習を2時間ずつ、筋トレを1時間…計5時間を自主トレとしてやるんです。』

BTH ｢毎日？｣

『いえ、基本はオフの日で練習が早く終わった日は1時間ずつにして計3時間でやってます。』

時間で区切らないと怠けちゃうからって。
十分実力があるのに高飛車になることはなく毎日努力してるヌナは本当にかっこいい。

BTH ｢かっこいいね。俺も見習おう。｣

『テヒョン先輩はこれから練習ですか？』

BTH ｢ううん。Vライブしようかと思って作業室に行くところ。｣

『そうですか…』

BTH ｢テヒョナも練習？｣

『いや、僕はこれからジムに…』

BTH ｢そっか。頑張ってね。｣

『はい…あの、』

BTH ｢ん？｣

聞いても大丈夫かな？怒られたりしないかな…

『…ヌナと、カトク交換してますか？』

BTH ｢Aと？そんな事できるならとっくにやってるよ！ㅋㅋ
俺だけじゃなくて、メンバー全員カトクどころか電話番号も知らないと思うよ。｣

『そうですか…すみません、変な事聞いて。』

BTH ｢いいよ。テヒョンはAのことが好きなんだね。｣

『え？』

BTH ｢ｲﾋﾋｯ俺そういうの意外と分かっちゃうんだ。｣

じゃあね～とご機嫌で行ってしまったテヒョン先輩。
俺、そんなに分かりやすいかな…？