秘密の話 (ページ1)

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YJ side

｢オッパ、｣

『ん？』

｢頭大丈夫ですか？｣

『んん？？』

スビンと同い年でTXTただ1人の日本人の女の子、A。

人見知りが激しく、メンバー以外にこの業界で友達はいない。

可愛い見た目とは裏腹に毒舌で言葉遣いも少し汚かったりする。

｢あ、頭皮が大丈夫かってことです。｣

『だいぶ意味違ってくるけど？』

｢まだ韓国語完璧じゃないんで｣

『いやもうこっち来て6年でしょ？』

｢6年でも知らない事はありますよ｣

俺と同じラップを担当で、作詞作曲もできる。

｢でも毎回ちゃんと似合ってるから凄いですよね。｣

『何色が好き？』

｢圧倒的青｣

『じゃあスビンの青も好き？』

｢似合ってるし好きですけど、スビンは黒髪の前髪あり派なので。｣

スビンが青にしてきた時ちょっとガッカリしてたな。

｢今回のビジュアルはオッパが1番いい。｣

『ほんとに？』

｢はい。オッパウルフ似合いますね。そのまま襟足伸ばしてください。｣

『うーん…迷うな』

｢何で？ファンが伸ばしてほしいと思ってるんですよ？｣

『サラッとタメ口使ったよね』

｢왜“요”って言ったんですけどね。耳遠くなりました？｣

『うん、絶対言ってないから俺の耳は悪くないかな。』

妹って思えば可愛いもんだね。