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｢それで、その…
今日、汐恩がAに英語の課題見せてーって言ってたけど、結局A見せてなかったじゃん？｣
なんでその話が今出てくるんだ…?と思いながら相槌を打つ。
｢あれ、流石に可哀想で私があとからこっそり見せてたんだけど｣
『あっ、あれ希々だったんだ!!
鶴房、普通の顔して提出してるから誰に見せて貰ったんだろ？と思ってたんだよね〜』
あれに可哀想という感情をもてる希々、心が綺麗すぎる…
｢うん、そうなんだけど！
ノート貸した時に、汐恩が｢ノート綺麗にまとめてるし分かりやすい、山瀬とは大違いや｣みたいな感じで言って笑ってくれt｣『おいおいちょっと待て』
『今山瀬とは大違いっていった???あいつ借りてるくせに何言ってんの?????』
さすがに聞き捨てならない言葉が聞こえたのでつっこめば、
｢そこは後でつっこんでいいから！！！｣
と言われてしまった…(
｢私お姉ちゃんいるじゃん、
お姉ちゃんと比べられて貶される…というか、褒めてもらえることってなくて…だからすごい嬉しかったのもあったし、
その笑顔にその…好き、だなって思って……恋だって自覚したっていうか…｣
恥ずかしそうに顔を赤らめながらもそう言いきった希々が可愛すぎて、私は思わずぎゅっとしてしまった。
｢ちょ、わ、A…!?｣
『もう私が絶対鶴房と希々のことくっつけるから!!キューピッドになるから!!頑張ろうね!!!』
｢なんで私よりAのが気合入ってるの…笑｣
希々はちょっと笑ってるけど、この子には幸せになって欲しいと私は割と本気で思ったので、
頑張ろう、と心に決めた。
これが複雑な恋の始まりだと知らずに。
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なゆ .(プロフ) - にださん» お返事が遅くなってすみません🙏嬉しいお言葉本当にありがとうございます😭ゆっくりにはなりますが、にださんの下さった言葉を糧に更新も続けていきますので今後ともお付き合いいただければ嬉しいです*ˊᵕˋ* (2022年12月11日 20時) (
レス) id: 0f460ee25f (このIDを非表示/違反報告)
にだ(プロフ) - とても楽しく読ませて貰ってます。今後の展開も楽しみなので、無理なさらずに更新が再開されることを楽しみにしております！ (2022年11月29日 14時) (レス) @page15 id: d02bce7891 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なゆ | 作成日時：2022年9月22日 17時
