No.23【wato】 ページ25
wato side
その自分で刺した足で、嵐の中を走ったことは
また鮮明に覚えている
傘もささずに、全速力で走った
右手に包丁を持ったまま、俺は自分勝手な願いを叶えるために走った
w「……」
不思議なことに、全速力で走っているのに息が切れなかった
雨が激しくなったと同時に、彼女の家が見えてきた
.
.
.
.
.
.
俺は、彼女の部屋に入り
ベッドで穏やかに寝息を立てている_____の上にまたがる
バレないように、体重は彼女にかけない
美しい黒色の髪
透き通ったかのような白い肌
まだ幼さが残る耳の形
ううん、まだ足りないな
その墨のように潤った瞳を
恐怖の色に変えてくれれば
その綺麗な声で、断末魔をあげてくれれば
《
俺は、欠けているものを埋められる
咲架「…んぅ」
w「！？」
咲架「え、《
w「騒がないで欲しいけんねw」
俺はスグに左手で咲架の口を塞いだ
咲架「！」
俺の顔を見るや否や、咲架は恐怖に怯える顔をした
それだ、その目だ
俺はそれが嬉しくて舌なめずりをする
咲架「…」
w「俺の目を見て気づいたみたいやけど、今日が多分俺目覚める日やったと思う
それで、気がついたんよ
"血が欲しい"って
自分で足刺したんだけど、ダメだった
だから咲架を殺したい」
左手を話して、咲架の両手を掴んで逃げられないようにした
咲架「やめて…永遠、どうして…」
ついに泣き出した
それを見て、さらに殺人欲がわく
w「さよなら、俺の愛しい人」
.
嵐の日に、ひとつの可憐な華を自分の手で殺めた
そして、殺した後は自分の家の庭に埋めた
w「後悔とかはしてない
ただ、永遠に俺のものに出来たことに満足している
咲架の最後は俺が奪った
だから、永遠に咲架は俺の物ってこと！
それから、俺はまだ人を殺めてない
怪我させたくらいやけどw」
ア「watoさん、それサイコパスっぽいですねw」
w「なんでや！！w
じゃあ、そういうアイクさんの過去はなんなんよ
三日月の日が、目覚める日の理由おしえてほしいけん」
ア「そうですね…watoさんが教えてくれましたし
じゃあ、自分の過去を話します」
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水色フード1216(プロフ) - コメントに全て返信できなくて申し訳ありませんm(_ _)m。たくさんのコメント本当にありがとうございました！！みなさんからの感想が励みになり、この話を終えることが出来ました！！御愛読頂きありがとうございました！！ (2018年8月9日 7時) (
レス) id: 3e7333316a (このIDを非表示/違反報告)
ちう - 面白かったです！ (2018年8月8日 14時) (レス) id: a0a25ca177 (このIDを非表示/違反報告)
ハカタ - おわってしまったぁ〜〜！楽しませていただきました．．． (2018年8月8日 13時) (レス) id: 05436ab3ab (このIDを非表示/違反報告)
ふわみゅな(プロフ) - 初コメです！ずっと前から読ませていただいてます(о´∀`о)これからも更新頑張ってくださいp(^-^)q応援してます(*^^*) (2018年8月6日 22時) (レス) id: 0b169ad607 (このIDを非表示/違反報告)
ハカタ - 更新頑張ってください♪応援してます！ (2018年8月6日 17時) (レス) id: 05436ab3ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水色フード1216 | 作成日時：2017年8月6日 21時
