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「おそらく。従姉妹のお姉さんは………176？ くらいだったかと。
この髪と眼と、身長の高さは等しく受け継がれてるんですよね」
確か奈緒さん(叔母)も170は確実に超えてましたから。
「そんなに！？ ……あれ？ 従姉妹って二人位いるの？
さっき一個下って……」
頷いて、付け加える。
「はい。母の妹の娘さん達で、お姉さんは二十歳を超えてらっしゃるので。」
「もう大人なんだ。どっちもお菓子作り上手いの？」
「そうなんですよ！ 特にお姉さんがつくってくださったマドレーヌが絶品で！」
ついあの美味さを語りだしたくなってくる。
「料理出来るお姉さんとか羨ましい〜」
「あればかりは表現し難い美味しさですね。
……Aさんはお料理されるんですか？」
「うーん……それなり、かな？ 一般的なのはできると思うけど」
「成程。……あ、自慢するみたいですけど、
これ従姉妹達の写真です」
スマホを机の上に置く。
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作者名：花言葉 | 作成日時：2019年1月15日 15時
