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不審な気配 ページ17

「…まただ…」
深夜1時を過ぎた頃、疲れて帰ってきた途端に目に入る光景


私は自分の部屋のベランダの窓ガラスにつぶやく

窓ガラスには全面といって良いほどの沢山の手形。
気持ち悪い。

怖い。

なんなの。
セキュリティはばっちりのはず
震える身体をなんとか動かしてキッチンからタオルとクリーナーを取りだす


「「「ブルルルルル」」


「きゃっ!!!」

静まりかえっていた自分の部屋にひときわ大きく響いた着信音


びっくりした…

画面を見ると信頼できる人の名前


DH「もしもし?ずっとかけてたんだけど…今話できる?」
電話に出るなりなぜか少し他人行儀に話すドンへ

私は少し恐怖で震えていた声を抑えながらこたえる
「今まで仕事だったの!どうしたの?」
DH「…どうもしないんだけど…。んー最近どう?」

なんでもないいつもの同じ会話。
でも最近の近状を聞かれてすぐに言葉に詰まってしまう

ストーカーにあってるなんて無駄に心配かけるだけ
彼は芸能人。

「…え?普通だよ?変わらないよ!」
とりあえずこの目の前にある気持ち悪いものを落とそう


DH「…そう?ならまぁいいんだけどさ、Aに会いたいなぁ〜とか思っ…



「…落ちない。」

心臓が一気に早くなる



DH「え?」

「「…落ちないの!!…外側じゃないの!!!やだやだやだ!…どうしよう!!」


もうどうしたらいいかわからない。


なにも考えられない



「…ドンへ…。」
DH「?!なに?!まって?!家だよね?すぐに行くからとりあえず!とりあえず電話切るなよ!」

電話の向こうのドンへも宿舎にいるのか周りのメンバーの声らしきものも微かに聞こえる。


もうきっと…



『Aちゃん…』



背筋が凍りつく。

想像した通りだった



『やっと二人っきりだね』
にったりと笑った薄気味悪い男。



なにかを瞬時に顔に吹きかけられ、一気に意識が遠のいた。
この人…どこかで…






DH「もしもし?もしもし?も…





ドンへの優しい声





これが記憶にある最後だった

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りん(プロフ) - あ。しのび足で近づく黒い影、ドンちゃん早く気付いて! (2018年10月23日 7時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
う〜こ(プロフ) - 続きが気になります~大変でしょうけど更新楽しみにしています~! (2015年1月29日 23時) (レス) id: 9c5246a722 (このIDを非表示/違反報告)
よーこ(プロフ) - はじめまして(*´∇`)あたしはきゅひょんさんでお願いいたします(笑)ファイトです~♪ (2014年12月3日 21時) (レス) id: 8020ec2b45 (このIDを非表示/違反報告)
yuka(プロフ) - キュヒョンがいいです(^o^)/ (2013年6月25日 19時) (レス) id: cfc2687fae (このIDを非表示/違反報告)
Kimi(プロフ) - トウギかイエソンがいいな〜!大変だと思いますが更新楽しみにしています。 (2013年6月24日 1時) (レス) id: 01a20c2660 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mimi | 作成日時:2013年2月20日 17時

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