可愛い弟と複雑な心-JHside- ページ47
SG「え!なに!美味しそう!」
DN「ヌナ!結婚してほしい!」
俺が目が覚めるともうベッドにAさんはいなく、
リビングにはいい香りが漂っていた
どうやら、朝ごはんを作ってくれたらしい
キッチンに立つAさんは、
もう昨日の可愛い部屋着ではない。
いつもの仕事モードのかっこいいAさんがそこにいた
SG「これなんて言うんだっけ!」
A「ガレットよ!これならすぐに食べられるでしょ!早く食べちゃいなさい!30分後に出るわよ!」
そう言いながら机に並べるAさんは出来るお母さんそのものだった
A「ほらっ、ドギョムも早く座って!」
DK「あ、うん」
昨日の今日で少し気まずそうなドギョム。
心なしか俺の機嫌も伺っている気がした。
みんな、ペロっと平らげてAさんが食器をすぐに回収し洗い始めるとドギョムが席を立って洗い物をしているAさんの方に深刻な表情で近寄っていった
恐らく、謝りたいのであろう…
分かりやすすぎる弟がなんだか少し可愛かった。
Aさんの顔はこちらには見えなかったけれど、何か会話を交わしてドギョムがすぐに笑ったところを見ると、どうやらスッキリしたらしい。
気まずい空気はなくなったようだ。
その後、俺の所に来た。
DK「ヒョン!昨日はごめんなさい!女性がいるのに、あんな所で寝て…寝ぼけて…気をつけます」
なんか謝られたら俺が悪いみたいで気まずくなった。
あの時の自分は実際はただ、Aさんに抱きついてたのが気になっただけだったのだから
恐らく、ドギョムのキャラなら女性スタッフとスキンシップしても何とも変に勘違いしたりする人はいないと思う。
「ん〜…あ〜、Aさんには、やめて?」
なんか考えながら喋ったから曖昧に変な感じになった
なんだ。
俺はAさんの彼氏か?お父さんか?
自分でツッコミたくなった。
DK「え?」
JH「んーあんまり深く考えないで!早く準備しろ〜」
そう言って寝癖だらけの弟の頭をぐしゃぐしゃする
DK「う、うん!わっ!もうこんな時間!!!」
急に俺の言葉で我に返り時計を見てワタワタする。
少し、牽制のつもりで言った。
可愛い弟と正直、複雑な関係になりたくなかったのだ。
Aさんをとられたくない。
そう独占欲が勝手に出てきてしまっている自分に昨日の夜の出来事で気がついた。
とられたくない=好き
なのか…。
まだよく分からないけど、
限りなく近いものなのは確かだった。
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noa(プロフ) - yuyu...さん» コメント嬉しいです!ありがとうございます!今週更新させて頂く予定です♪お待ちくださいませ^ ^ (1月31日 9時) (レス) id: 5d007d36dd (このIDを非表示/違反報告)
yuyu...(プロフ) - とても楽しく読ませて頂いてます!続き楽しみにお待ちしてます♡ (1月31日 8時) (レス) id: b3f7a1a281 (このIDを非表示/違反報告)
noa(プロフ) - 、さん» ご指摘ありがとうございます!見落としておりました。只今外させて頂きました! (1月18日 13時) (レス) id: 5d007d36dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:noa | 作成日時:2024年1月17日 15時