推しを守らせていただきます。

推しの家04-JHside- ページ40

「では鍵をかけてシャワー行きます〜」

そう言ってひらひらと手を振ってリビングを出ていくAさん

やばい。
部屋着のAさんめちゃくちゃ可愛かった。
女の子らしい感じではなく、普通に男性でも着そうなスウェットだった。
でもそのギャップが良い！
すごく良いです(←)

Aさんがスタイルがいいのは普段のスーツからも分かっていたけど、部屋着となると更に華奢なことが分かった。

誰にも見せたくない。

どうやったらみんなの目に映らないで済むだろうか(←)
そんなくだらないことを考えてしまう。

Aさんがスングァンの髪を乾かしている姿が目に映った時、正直一瞬で不機嫌になる自分にびっくりした。

なんだかそんな自分にイライラしてシャワーを直ぐに出て、このイライラを消したくて素直に同じことをしてみてもらうことにした。


すると不思議だ。

一気に癒された。

こんな感情絶対他のメンバーにさせたくない。


俺…
なんで、こんなこと思ってんだろ。


まさかAさんのこと、
好…



いやいや。



身近なcaratだから。
seventeenを、俺のことを大切に思ってくれる人だから。


純粋に俺も大切にしたいと思う。


DN「やー！Aヌナ！なんか可愛い！！」
A「えー？笑なにが？笑」
DN「そのスタイル！部屋着？コーデ？なんか新鮮で！」
A「え！嬉しいわ！ありがとう^ ^」



他の人に見られたくないと思っていた矢先、廊下の奥でキャッキャッした会話が聞こえた。

「可愛い」

俺がAさんにその言葉を言ったらどんな反応をするだろうか。

きっと彼女は恥ずかしがっていつものように目を逸らして、俺から逃げるのであろう。

なかなか推しって立場は難しい…。

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