推しの家01 ページ37
ついに、ついに来てしまったわ。
本当の推し家に。
JH「ん？どうしたの？」
危うく推しのチャラ男発言に少しカッとなってしまった私は推しの家の玄関で立ち尽くしていた。
ジョンハンが相変わらず、それは無意識にやっているのだろうか覗きこむようにこちらを伺う。
内心、ドキドキだ。
ちゃんとした推しだけの家じゃないにしろ、
推しのプライベート空間…
か、考えただけで動悸が…
JH「さっ、早く入ろう？」
そう言って扉を開けてくれ、私のスーツケースを奪い、どうぞと手を広げてくれる
「お、お邪魔します…」
廊下を進むと治療したてで肩を固定しているドギョムがご飯が食べずらないのか、スングァンとディノ2人がかりで食べさせてあげていたところだった
なんて微笑ましいの
DK「ヌ、ヌナ？！」
SG「どうしたの？！」
DN「何その荷物！？」
最低限の荷物を詰めてスーツケースを抱えてきた私を見てびっくりする
「家が…浸水してしまいまして…今日だけ泊めさせてください。それで明日一緒に出勤しましょう…いいでしょうか？」
アイドルのプライベート空間で嫌がる子たちも今まで沢山見てきたので、しっかり顔色を伺う。
SG「えぇ！大変！むしろ好きなだけいていいんじゃない？僕たちもずっと宿舎にいるわけじゃないし！」
DN「うんうん！でもヌナがいるなら来ようかなー♪」
JH「駄目だろ。」
「「「？！？！？！」」」
DN「なんで！？」
JH「なんでヌナがいるからって宿舎来るんだよ。変態だぞ。」
DN「っな！！ヌナのこと変な目で見てるのヒョンじゃないの？！」
JH「へ、変な目ってなんだよ！！///」
SG「…あ〜…はじまった。笑」
ジョンハンなりな紳士な態度だったのであろうか。
マンネに珍しく逆手に取られて顔が赤くなっているジョンハン。
「…笑」
DK「…ヌナ、楽しい？笑」
思わず、笑ってしまっていた私に隣にいたドギョムがニコニコして聞いてきた
「え？あっ…笑 うん。なんかこうやってこういう仕事じゃない空間のあなた達見てるの幸せよ」
率直な、素直な気持ちだった。
DK「…俺も、この空間が楽しいし幸せなんだ。…もちろん、Aヌナもこの中にいてくれなきゃ嫌だよ？^ ^」
「え？ありがとう…もちろんよ！」
そう言ってくれたドギョムの言葉は凄く嬉しかったけど、どこか奥底に彼の寂しい気持ちを感じた。
彼は笑顔の奥底で泣いている時もあるだろう。
それは他のメンバーも同じ。
けれど、この子はきっと人一倍。
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noa(プロフ) - yuyu...さん» コメント嬉しいです！ありがとうございます！今週更新させて頂く予定です♪お待ちくださいませ^ ^ (1月31日 9時) (
レス) id: 5d007d36dd (このIDを非表示/違反報告)
yuyu...(プロフ) - とても楽しく読ませて頂いてます！続き楽しみにお待ちしてます♡ (1月31日 8時) (レス) id: b3f7a1a281 (このIDを非表示/違反報告)
noa(プロフ) - 、さん» ご指摘ありがとうございます！見落としておりました。只今外させて頂きました！ (1月18日 13時) (レス) id: 5d007d36dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：noa | 作成日時：2024年1月17日 15時
